秩父路のSL2006年06月06日 21:06

寄居駅に入線してくるC58363型蒸気機関車
【寄居駅に入線するC58363型蒸気機関車】

 2泊3日の出張から戻ってきまして、3日分の記事を書きます。
 6月4日(日曜日)は、以前からの計画通り、寄居駅と荒川鉄橋で、パレオエクスプレスC58型蒸気機関車363号機を撮影して来ました。仕事のついでで(笑)

 実はこの日は町の清掃ボランティアが有り、朝7時から日光杉並木街道の清掃をしてから8時に自宅を出発。
 日光道~東北道を順調に快走し、羽生インターチェンジで一般道路に下車。羽生~行田~深谷~熊谷~花園を経て、至って順調に寄居駅前に到着。
 駐車場は、以前から目をつけていた、駅前の町立体育館駐車場の一角を拝借する。
 こういう場所にはお決まりの、
 『体育館に御用の無いお客様の駐車はご遠慮下さい。』
 の立て看板が・・・。ゴメンネ。すぐ退くからさ。と詫びの言葉を胸に書き、いざ、機材を抱えて寄居駅構内へ。
 時間は、、、10時05分。入線まで45分。下見をするにはバッチリな時間。
 どれほどカメラマンが集まっているかと、少々気構えていたが、、、あれれ、誰もいない?
 な~~んだ、こんなもんか。拍子抜けもいいとこでした。
 とりあえず、側にいた駅員さんに、SLは何番線に入線してくるかや、先頭はどこら辺に停車するかなどの情報収集開始。
 それから、ホームの先端に行ったり向かいのホームに行ったりしながら、画面構成を検討。なんとかイメージを固めつつ、期待に胸ふくらませながらSLを待つ。
 で、寄居駅で撮影したのが冒頭の写真。
 どうでしょうね。天気が曇りだったのでISO感度を400に設定してみましたが、巷で噂の高感度ノイズは殆ど気にならないレベル。ま、このサイズではよく分からないと思 いますが、、、また、撮影はRAWで、NIKON Capture 4で現像し、カラーノイズリダクション(適用量5)&エッジノイズリダクションを加えています。それ以外にもこちょこちょと追加処理をしております。オリジナル画像は自分のアルバムに載せておきますので、興味のある方は覗いてみて下さい。今月一杯は掲載しておきます。
 私のアルバム

 寄居駅での撮影を無事にこなし、続いて荒川鉄橋へ移動を開始。
 まあまあ順調に車は進み、11時25分頃河川敷に到着。
 此処は長瀞ライン下りの船着場になっており、有料だが駐車場が整備されている所が魅力。安心して車を停めて撮影に専念出来る。
 気になる人出も極僅か。本当に観光地?商売になるの?と要らぬ心配をしてみる。
 でも、駐車場が満車で身動き取れない、と言う最悪の事態にはならずに済んで、先ずはヨカッタ。
 此処でも無事撮影出来ました。

 SLの撮影は、実は二回目で、一回目は去年の10月にSL越後日本海号と言う、C57型蒸気機関車を撮影に行った事が有ります。
 但しこの時は、事前に『よし、SL撮りにいくぞ!!』と身構えていたのではなく、事の成り行きでたまたまSLが走ってくる、と言う状況で撮影に挑んだものですから、自分的 には不満の残る撮影になってしまいました。
 撮影結果は、此のブログの一番最初の記事の冒頭の写真がそれです。
 それに比べると、今回はかなり意気込んで、事前の準備もして行ったのですがね、、、結果はどうですかね。
 まだまだ自分の未熟さを思い知らされただけ、、、かな。
 やっぱり動き物は難しいです・・・
 次は地元の真岡鉄道のC11&C12でも狙ってみますかね。

久々の幕営2006年06月06日 21:31

陣見山で幕営
【児玉テレビ中継放送所隣に天幕を張ってみました】
 記事2本目
 陣見山はやっぱりつまらなかった。
 と言うと、少々語弊がありまして、全国に居るかもしれない陣見山ファンの反感を買いそうなので、なぜつまらなかったかを補足致しますと、
  • 植林地帯で展望が殆ど無かった。
  • 当日の天気は曇りで、星空が見えなかった。
  • 仕事で行った。
 です。山自体は決してつまらない訳では有りませんので、念の為。
 今回は、自分以外に二人の同行者がおりまして、その人達は基本的に『極力山歩きはしたくない』という考えの一般人ですから、『車で上がれる所まで上がろう』、と言うのはもっともな考え方。
 しかも、テレビ中継放送所の総合整備と言う仕事の都合上、専用の測定機材がかなり大量にありまして、それも担ぎ上げなければいけないものですから、当然車で行かれる所は行きました。
 従って、歩行時間は約5分、標高差もせいぜい30mくらいかな。ホントつまらん。
 でも、久々に鉄塔を昇ってアンテナ類の点検をしましたが、曇ってたけど25m鉄塔の最上部からの眺めは、樹林の上まで突き抜ける事が出来るためサイコーでした(下写真)。

陣見山頂上

 この日は14時から山に入り、アンテナ類や外観の点検、測定機材の準備などをして、17時に自分以外の二人は一端下山。近くのビジネスホテルで夕食&仮眠をとり、深夜0時に再び昇ってくる約束にしました。
 二人が山から居なくなってから漸く自分の山の時間。
 早速手頃な平坦地に天幕を張る。
 うわ~、スッゲー久し振り~。どうやって張るのか忘れたよ、なんてことは有りません。いつものようにサクっと設営完了!
 で、幕営の様子が冒頭の写真。
 陣見山は当然幕営してまで登る山ではないので(普通日帰り)、キャンプ指定地などと言う物はありません。従って水場も無ければ便所も無し。
 まあ、前述の通り、登るには全く労力の必要無い山なので、そこは水を多めに担ぎ上げたので、水の心配は皆無。
 問題は便所だけど、、、、まあ、原始のスタイルで済ませました(汗)。

 やっぱり、テントを張ってコッヘルで湯を沸かして炊事をして、、、、何とも言えず良いものです。これだけで山に来た甲斐が有ったと言うものです。欲を言えば曇り空ではなく、満天の星空に出会いたかったですけどね。
 早々に食事を済ませ、深夜の仕事のためにそそくさと寝ました。ZZZZZ・・・・・・

 深夜0時30分ごろテレビ中継放送所に帰ってきた二人は、私の幕営姿に唖然としていた事を最後に添えておきます・・・・・