あこがれのD51(デゴイチ)2014年01月25日 23:03

SL快速碓氷D51・498号

【SL快速碓氷D51・498号】
Nikon D2Hs
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(102mm)
12bitRAW 1/350sec. F8
ISO:200
やっぱりトロリー線や支柱が邪魔ですね


 JR東日本のイベント列車、蒸気機関車のD51・498号機を見てきました。JR東日本では高崎機関区にD51を復活させ、イベント列車として活躍しだしてから今年で25周年だそうです。
 D51は言わずと知れた国鉄時代の蒸気機関車で、戦中から戦後に主に貨物輸送で大活躍した機関車で、実に1,115両も製造された、日本で一番有名な蒸気機関車です。SLと言えばD51、と言われるくらい、もっとも知名度があると思います。
 自分も子供のころに絵本で見てから、ずーーーっと憧れの存在でした。一度見てみたいと思っていたのですが、長ずるにつれ興味が色々な所に移り変わり、ついぞ見る機会がありませんでしたが、最近の子供たちの撮り鉄ブームに乗じる形で、憧れの存在とご対面です。

 思えばこれまでなんだかんだで結構蒸気機関車を見に行っていましたが、なぜかD51を見ることはありませんでした。これまで見た走っているSLは、
  • 秩父鉄道のパレオエクスプレス C58・363
  • JR東日本のSLえちご日本海号 C57・180
  • 真岡鐡道のSLもおか C11・325、C12・66
 なんと4機も見ていたんですね。意外と言えば意外です。

 それはそうと今日のプチ旅行、当初は自動車で行こうと思っていましたが、連日の激務で疲労がたまっていたので運転に自信がなかったわけではないですが、安全を期して鉄道で行くことにしました。宇都宮駅までは自動車で行きましたが。
 宇都宮からは新幹線で大宮に出て、大宮からも新幹線で高崎まで行きました。SL快速碓氷号は高崎発8時55分。ぎりぎり飛び乗ることが出来ました。
 D51は盛大な汽笛を響かせて高崎駅を発車します。鉄道唱歌の♪汽笛一聲新橋を・・・♪が思い起こされました。
 取り敢えずD51のけん引する12系客車に乗りはしましたが、やはり乗っていたのではD51の雄姿を堪能することは出来ません。と言うことで次の安中駅で下車し、タクシーに飛び乗り撮影スポットまで案内してもらいました。
 カメラを構えて待機していると、遠くから汽笛の音が響いて来ます。ヘッドライトをともしながら白煙をモクモクと吐き出しぐんぐん近づいて来ます。

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疾走D51 498
【疾走D51 498】
Nikon D2Hs
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(70mm)
12bitRAW 1/320sec. F8
ISO:200

われらがデゴイチ
【われらがデゴイチ】
Nikon D2Hs
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(70mm)
12bitRAW 1/180sec. F8
ISO:200


 安中での撮影を終えてタクシーで安中駅まで戻ります。その後次の信越本線の在来線で、横川駅までSLを追いかけます。
 横川駅に着くと、たくさんの見物人の中、D51が誇らしげに駐機していました。

終点 横川着
【終点 横川駅着】
Nikon D2Hs
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(95mm)
12bitRAW 1/60sec. F8
ISO:200

 実は今回気になっていたことがありました。JR東日本のイベント列車パンフに、『往復ともD51が先頭で牽引するのは今回が初めて!』と書いてありまして、、、そうなんです。これまで信越本線の高崎-横川間でのSL運転は、最後尾にディーゼル機関車であるDD51を牽引して運転し、帰りはそのままDD51が先頭で、最後尾にD51をぶら下げる形で高崎に戻って行きました。これは横川駅にはSL運転にはつきものの転車台がないからで、どうしようもない事だったのです。それが今回は往復ともD51が先頭で牽引する、というのだから、どうやってD51が先頭となるのか興味津々でした。
 もしかすると横川駅構内でポイントレールを使って押したり引いたりしながら、D51を高崎方面に移動させ、帰りはバック運転をするのかな?などとも考えましたが、D51は炭水車が別のテンダー式ですので、通常バック運転はしないはずですから、ほんと、どうやって先頭で牽引するんだろうと。
 その答えは単純でした。
 一度入線してきた形のままDD51を先頭にして転車台のある高崎機関区に引き上げ、高崎でD51とDD51を入れ替えて、再びDD51を先頭に横川まで回送してきました。つまり1日2往復させていたんですね。
 これははっきり言って撮り鉄君には大サービスです。何しろ撮影するチャンスが2倍になるんですから。でも今回は鉄道での移動ですからそうそうあちこちのポイントに移動することは出来ません。このことは次回に生かしたいと思います。次回は2月15日にも同様に運行されるので、もう一回来るようですね。

 10時19分、高崎に向けてDD51に牽かれてD51は走り去って行きました。もう一度横川に戻ってくるのは15時34分とのことでしたので、約5時間、横川周辺を探検です。
 横川駅は長野新幹線が開通してから、群馬県内の信越本線の終点となりました。それまでは難所で知られる碓氷峠越えの中継基地として大きな役割を果たしていましたが、いまはその喧騒も無く、静かな山間の駅となっています。
 その廃止された横川から先の鉄道施設を利用して、いまは『碓氷峠鉄道文化むら』というテーマパークがオープンし、鉄道文化を今に伝えるようになっています。
 テーマパーク自体は大して広くも無く、あまり一般ウケするとは思えない施設ですが、鉄道好きにはたまらない工夫が随所に凝らしてありました。
 まずはここの目玉は、本物の電気機関車を運転できる、と言うことです。碓氷峠専用のEF63型電気機関車が数台保存されており、JRの機関士から講習を受けることで運転を体験することができます。ただしこれ、本当に真面目なやつで、受講料も30000円で講習時間も丸1日。運転体験も1回5000円というから、子供がお気軽に出来るものではありません。完全にガチの運転のようです。それでも好きな人はやるんだろうなぁ。
 そこまでガチにならずとも、もっと気軽に運転体験できるものとして、コンピュータを使用した運転シミュレータなるもののあるようです。100インチの大画面を3つをつなげた巨大スクリーンに、横川-軽井沢間の碓氷峠越えを完全再現したもので、運転台も本物のEF63の運転台を使用しているそうです。これなら1回1000円。それでも充分高いけど。一般人ではこれが限度ですよね。
 今回は他にもイベントが目白押しだったので、結局何も体験しませんでしたが、それなりに楽しそうではありますので、時間のある時にゆっくり来たいな~と思いました。
 横川でのもう一つの目的は、廃線跡を歩くことです。横川駅前から旧熊の平駅までの約6kmの区間は『アプトの道』として遊歩道が整備され、明治時代から続く鉄道の遺構を間近に見ることができます。途中にはレンガ造りの橋梁や変電所など、国の重要文化財にも登録されている遺構が多数あり、鉄道ファンでなくても十分楽しめる施設だな、と思いました。
 さすがにアプトの道全区間を歩いて往復する時間は無かったので、横川からタクシーで熊の平まで行き、そこから1時間30分、廃線跡を歩いて来ました。
旧熊の平駅から軽井沢方面
【旧熊の平駅から軽井沢方面】
Nikon D2Hs
TOKINA AT-X DX12-24 F4G(24mm)
12bitRAW 1/180sec. F8
ISO:200

旧熊の平駅から横川方面
【旧熊の平駅から横川方面】
Nikon D2Hs
Ai Nikkor 35mm F1.4S
12bitRAW 1/160sec. F8
ISO:200

アプトの道・めがね橋(重要文化財)
【アプトの道とめがね橋(重要文化財)】
Nikon D2Hs
TOKINA AT-X DX12-24 F4G(24mm)
12bitRAW 1/60sec. F8
ISO:200


 無事に横川駅まで帰りつき、今度は横川行きの回送列車を撮影すべく、事前にあたりをつけておいた横川-西松井田間のポイントへタクシーで移動します。
 今日は上りの高崎行きもD51が牽引するとあって、それなりに人出がありましたが、思ったほど混雑はしていませんでいした。
 横川-西松井田間はそこそこ有名撮影ポイントのようですが、横川からの上り列車では勾配が下りになるので、それほど煙を吐き出さないというのも、人が集まっていない理由かもしれません。まあ子連れには混雑していないということはありがたい事ですので大歓迎です。
 撮影ポイントで待ち構えること10数分、高崎で先頭の入れ替えをしてDD51に牽かれたSL碓氷が帰ってきました。
DD51に牽引され戻ってくるD51
【DD51に牽引され戻ってくるD51】
Nikon D2Hs
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(200mm)
12bitRAW 1/500sec. F5.6
ISO:500

DD51
【DD51】
Nikon D2Hs
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(78mm)
12bitRAW 1/250sec. F5.6
ISO:500

最後尾のD51
【最後尾のD51】
Nikon D2Hs
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(78mm)
12bitRAW 1/100sec. F5.6
ISO:500


 回送列車を見送った後は、横川駅を発車する姿を撮影しにタクシーで戻ります。今日は自動車では無いので追いかけることができず、これが最後の撮影になりました。
 発車の汽笛の大音量が、山間の駅に響くと大量の黒煙を吐きながらD51はゆっくりと動き出して行きました。

D51 498 SL碓氷号
【D51 498 SL碓氷号】
Nikon D2Hs
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(135mm)
12bitRAW 1/45sec. F5.6
ISO:200


発車を待つD51
【発車を待つD51】
Nikon D2Hs
Ai Nikkor 35mm F1.4S
12bitRAW 1/80sec. F5.6
ISO:200

空高く上がる黒煙
【空高く上がる黒煙】
Nikon D2Hs
Ai Nikkor 35mm F1.4S
12bitRAW 1/250sec. F5.6
ISO:400
蒸気を吐きながら
【蒸気を吐きながら】
Nikon D2Hs
Ai Nikkor 35mm F1.4S
12bitRAW 1/250sec. F5.6
ISO:400

 横川駅でD51を見送った後は、次の在来線で帰路につきました。車で来ていれば磯部や安中で追い付くことも出来たでしょうが、是非に及ばず。
 とにかく信越本線でのSL撮影は初めてだったので、今日は様子を探る意味もありましたので、これくらいで良しとしなければなりません。
 今回は列車での移動だったため荷物の制限があり、リンホフ一式は置いてきてしまいましたので、ある意味今回は下見と割り切り、次回は万全の態勢でベストショットをものにしたいと思います。
 今日の主な装備は、、、
  • ボディ・・・Nikon D2Hs
  • 広角ズームレンズ・・・TOKINA AT-X DX12-24 F4G
  • 望遠ズームレンズ・・・AF-S VR Zoom Nikkor ED 70~200mm F2.8G
  • 広角レンズ・・・Ai Nikkor 35mm F1.4S
  • AF-Sテレコンバータ・・・Ai AF-S TELECONVERTER TC-17E II

地域のどんど焼きがありました2014年01月11日 22:20

どんど焼のやぐら
【どんど焼のやぐら】



 お正月恒例のどんど焼きがありました。
 いまさら解説するまでも無いですが、どんど焼きとは昨年1年間、家や事務所に飾っておいたダルマや熊手などの縁起物や、破魔矢やお札などの祈祷品、この正月の門松などの飾り物を一か所に集めて、感謝の気持ちを込めて焼くものです。地域によっては『どんどん焼き』『さいの神』など色々な呼び方があるかと思いますが、我が家の地方ではどんど焼きと言うようです。

 この日は朝から子供たちは手分けして地域の家々を回り、お飾りや縁起物を集めて回ります(たいがい誰かの母親が一人ついて行きます)。お飾りを出す家は、子供たちの労をねぎらい御捻りを渡します。お飾りや御捻りは一度一か所に集められ、お飾りはどんど焼きの会場へ運び、御捻りは集計され、子供たちに均等に分配されます。
 ここだけの話し、結構いい金額になるんですよ。地域の子供たちも少なくなってきている所為もありますが、今年は一人あたま6,000円弱の分配となり、子供たちには良いお年玉になりました。

 私の方は朝から地域のオヤジどもとどんど焼き会場の設営です。長男が6年生ですから今年1年、育成会の副会長になってしまっているので、ボランティアで手伝わなければなりません。
 今週は設計書類や積算書類の締め切りに追われ、久しぶりに3日間半徹作業で寝不足もいいところでしたのでゆっくりしていたかったのですが是非に及ばず。いや~眠かったな~~、、、。
 ボランティアの人たちは自治会の役員やら班長やら、大勢集まっていましたので、申し訳ありませんが適当に手を抜いて、休み休みやらせていただきました。
 それでも今年も立派な櫓が立ちまして、ちょっと気分が良くなりました。

 どんど焼きの点火は午後4時から。3時半に家を出て子供と3人で会場に向かいます。細君の方は甘酒の炊き出しの準備で先に行っていました。
 6年生と5年生の手で火が付けられると、櫓は一気に燃え上がります。なかなか壮大で良いものです。
もえろ~もえろ~~
【もえろ~もえろ~~】

 どんど焼きが無事に終わり自宅に戻った後は、子供たちがもらったお年玉で買いたいものがある、と言うことで買い物に付き合いました。
 じいちゃんばあちゃんやおじさんたちにもらったお年玉は、ほぼ全額母親があずかり貯金させましたので、何でも好きなもの買っていいぞ、と言うことにしていました。一応、ただもらうだけではなく、朝から働いた報酬でもありますので、、、あまりがんじがらめに管理するのも可哀想ですしね。
 私は一日中眠かったですが、子供たちには満足な一日になったようです。

家族でハンターマウンテンに行ってきました。2014年01月04日 23:48

ゴンドラよりトップオブハンターを見上げる

【ゴンドラよりトップオブハンターを見上げる】



 正月イベント第3弾は、子供たちが楽しみにしていたスキーです。
 昨年は何を血迷ったのか、苗場まで行ってしまいましたが、今年は予算と休みの都合で”安・近・短”を地で行き、日帰りでハンターマウンテン塩原、通称ハンタマです。出来るならば猪苗代とか裏磐梯くらいが良かったのですが、、、さすがに明日で正月休みも終わりですから、Uターンラッシュに巻き込まれることを考えると、福島まではとてもとても・・・
 と言うことで混雑具合が気になりましたが、ハンタマで妥協しました。

 実は昨年の1月3日にも二男と2人でハンタマに来たんですよね。
 その時は二男もまだまだ下手くそで、ひたすらファミリーリフトで緩斜面を滑っているだけでしたが、さすがに昨年の苗場や白馬五竜と先日の丸沼高原で鍛えられたか、今回はついにトップオブハンターに立ちましたよ。と言っても、さすがに細君と長男は付いて来ませんでしたが・・・
 それでも2人とも高速クワッドに乗って、それなりに滑っていましたね。

 午前中は皆に合わせて講習会の様な事をしながら滑っていましたが、午後からは、
 『もう2人だけで滑れるよね?とーちゃんはゴンドラで頂上まで行くからね。』
 ということで、妻子をほっぽり出して久々に一人で”ガチ滑り”を楽しみました。
 と言いたいところなんですが、、、しばらく本格的に滑っていなかったので、技術も体力もガタ落ちでして、、、何回転んだかなぁ~~。どうしても上体が遅れてしまい板の上に乗りきれず、なかなか制御しきれなかったですね。自分の下手くそ加減に嫌になっちゃいましたよ。
 それでも2~3本滑っているうちに何とか勘を取り戻し、最後のゴンドラ数本は、トップからセンターハウスまでノンストップで滑り切りました。
 いや~~、チョー気持ちィぃ!!(北島康介に)

 今日のハンターマウンテンは、思ったほどの混雑ではなく、天候も安定していて非常に良かったです。
 ただし下手くそなボーダーが多いのは相変わらずで、リフトの降り口から斜面の入り口までの間に平気で座り込んでいたり、ゲレンデのど真ん中で停まっていたりと、邪魔で邪魔でどうしようもありません。マナーとしては最悪です。
 もちろん上手なボーダーもたくさんいますし、きちんとマナーを守っている人も大勢いるのですが、ボーダー自体の絶対数が多いので、ダメな人たちもそれだけ目立つんですよね。
 首都圏から近いせいもあり、人が大勢押し掛けますので仕方ないのですが、ここがハンタマの気に入らないところです。
 、それとゲレンデでいえば、確かにハンターは西から北向きの斜面なので雪が締まって雪質はいいのですが、麓の緩斜面が滑ってきた最後に間延びしてしまうのが残念です。
 コース数もお世辞にも多いとは言えず、どこの斜面も似たような感じで、変化が少ないのもマイナスですね。
 まあひたすら滑って技術を磨くならいいのですけど、やっぱり雪山そのものを楽しむのであれば、トップからの展望や林間コースなど、滑ること自体以外の見所も欲しいですね。
 そう言った意味では、やはり白馬や五竜、上越あたりのスキー場はサイコーですね。
 ちなみに北海道のスキー場には行ったことはありません。ニセコあたりはそれはもうとっても素晴らしいのでしょうね。
 それからフランスのシャモニーやイタリアのコルチナ、スイスのツェルマットやグリンデルワルトなんか、シビレッちゃいますね。いずれ行ってみたいですねぇ。

 話がそれてしまいましたが、取り敢えず楽しかったは楽しかったです。子供たちもそれなりに滑れるようになって、放っておいても大丈夫ですし。これからは少しずつ自分の時間が持てるようになるかな。
 帰りはお約束の温泉です。今日は塩原グリーンビレッジという日帰り温泉に入ってきました。日帰り温泉だけではなく宿泊もやっているようですが。
 ハンタマのリフト券を出すと、入浴料が割引になるところが良かったです。
 温泉もまずまずで、冷えた体が十分すぎるくらい温まりました。
 今日は何年振りかでスキーに本格復帰することもできましたし、とってもいい一日になりました。お正月気分ではないですが、久しぶりに充実した休日となりました。
 ま、滑りに夢中になりすぎて、殆ど写真を撮っていませんが、、、
 
 

相州に実家に行ってきました2014年01月02日 22:56

新宿駅下り線ホーム 7000系LSE

【新宿駅下り線ホーム 7000系LSE】
Nikon D2Hs
TOKINA AT-X 12-24mm DX F4G(24mm)
12bitRAW 1/20sec. F5.6
ISO:400


 子を持つ親となって12年。なんと初めて正月に子供を連れて相州の実家に行きました。
 いろいろ内部事情がありまして、これまでもあまり連れて行くことがなかったのですが、子供たちも大分体力が付いて来たのと、撮り鉄にハマっているので、
『小田急のロマンスカーに乗って相州のじいちゃんの家に行ってみるかい?』
 と誘ったところ、案の定『ロマンスカーの写真撮りたい!』と食いついて来ました。
 ということでプチ旅行気分で出発です。

 本当はお気楽に実家に行くだけにしたかったのですが、写真撮りがメインなので事前の下調べが重要です。
 昨日のうちに定番撮影ポイントを予習して、ダイヤグラムとにらめっこをしてベストだと思われる行程をはじき出しました。
 まずは小田急と言えば新宿だろう、ということで、東武とJRの乗り入れ特急に乗って新宿駅を目指します。その後ロマンスカーで町田駅まで直行。上りホームの小田原よりの末端で撮影開始です。ここではカーブしてくるところを望遠で狙うと、そこそこいい絵が撮れるようです。

[画像にマウスカーソルを合わせ左クリックでオリジナルサイズ(2464×1632)の画像を別ウインドウで表示します(1月一杯有効)]

50000系VSE
【50000系VSE】
Nikon D2Hs
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(200mm)
12bitRAW 1/750sec. F5.6
ISO:200

60000系MSE
【60000系MSE箱根号】
Nikon D2Hs
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(200mm)
12bitRAW 1/250sec. F8
ISO:200

30000系EXE
【30000系EXE江の島号のすれ違い】
Nikon D2Hs
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(165mm)
12bitRAW 1/250sec. F8
ISO:200


 自分の撮影はほどほどにし、子供たちの昼餉にしなければなりません。地下コンコースでパンと弁当を買いこみ、それこそホームで食わせながら撮影を続けます。周りからはどのように見られて居るのでしょうね。結構コワいかも・・・
 町田駅での撮影は1時間ほどで切り上げ次なるポイントへ移動しました。

 本日第二のポイントは、厚木駅の小田原よりホームの端から、直線で鉄橋をわたって来るところが撮影できるポイントです。
 ここでも1時間くらい撮影しましたが、まあまあそれなりでしたね。
 冬場はすぐに陽が傾いてしまうので、光線具合がイマイチですが、、、もう少し早い時間に来ると順光線で狙えるんですけどね。
普通列車
【普通列車】
Nikon D2Hs
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(160mm)
12bitRAW 1/250sec. F8
ISO:200

7000系LSE
【7000系LSE 僕ら世代ではロマンスカーと言えばこれですね】
Nikon D2Hs
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(200mm)
12bitRAW 1/250sec. F8
ISO:200

撮り鉄兄弟
【撮り鉄兄弟】
Nikon D2Hs
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(110mm)
12bitRAW 1/250sec. F9
ISO:200

 厚木駅でもまずまずの結果が得られ、その後、本来の目的である相州の実家に向かいました。

 実家に着いたのは午後2時15分。帰りの汽車の時間も決まっているのであまりゆっくりしていられません。とは言え、乗車予定は徒歩8分の最寄駅15:58発ですから、たっぷり1時間はあります。
 朝からずーっと写真に集中していたので、なんだかんだで結構疲れましたね。丁度よい休憩になりました。
 子供たちも安心しきっておやつを食べながら、茶の間でゴロゴロしていました。自分も久しぶりに何の気兼ねも無く、まったりとしましたね。たまにはこういうユル~~イ時間の過ごし方もいいものです。ああ~~落ち着くなぁ~~

 帰りは時間の都合で新宿から湘南新宿ラインで大宮駅に出て、新幹線で帰ってきました。
 朝早起きだったし子供たちもよっぽど疲れたのか、半分寝ていましたね。
 と言うことで新年早々のプチ旅行、男3人衆だけで行ってきましたが、まずまず成功だったのではないでしょうか。
 こんな感じでまたそのうち行かれると良いなぁ。
 でも親子3人で往復の交通費2万は、やっぱりイタイですね。。。ほんと、正月はお札に羽が生えて次々に飛んでいきます。。。


 今日の主な装備は、、、
  • ボディ・・・Nikon D2Hs
  • 広角ズームレンズ・・・TOKINA AT-X 12-24DX F4G
  • 望遠ズームレンズ・・・AF-S VR Zoom Nikkor ED 70~200mm F2.8G
  • AF-Sテレコンバータ・・・Ai AF-S TELECONVERTER TC-17E II

雪山の季節がやってきました!!2013年12月24日 23:19

丸沼高原より日光白根山

【丸沼高原より日光白根山】
まさに”山”という象形文字の成り立ちを実感する山容です。


 天皇誕生日を含めた三連休、21日(土)、22日(日)は業務の都合で出勤でしたが、まさか3日間とも仕事に出ていては子供たちが黙っているはずはありません。自分もいい加減雪山が恋しくって仕方なかったため、家族サービスと言う大義名分の元、今シーズンの初滑りに丸沼高原スキー場に行ってきました。
 丸沼高原は、奥日光から金精峠(金精道路)を越えた、群馬県片品村にあるスキー場です。
 我が家からは近いと言えば近いのですが、それは金精道路を通れたらの話で、、、
 金精道路は冬季間は、余りの豪雪と通行量の少なさで自治体による除雪作業をしないので、毎年12月25日ごろから翌4月25日ごろまで通行止めとなります。
 しかもスキー場の目玉でもあるロープウェイの運行も、12月20日前後が一般的で、要するにお手軽にスキーに行かれるチャンスは、1年の内3~4日しかないのです。
 そのため、常々行こう行こうと思っていたのですが、スキーシーズンにはなかなか行けずにいました。
 今年は連休もあり(仕事していたけど)、子供たちの体調にも問題なかったため、遂に念願かなって丸沼スキーです。

 本当の事を言うと、ロープウェイ終点の丸沼高原からの、白銀の白根山を写真に収めると言う野望もあったのですが、、、一日雪か曇りの予報にあえなく玉砕。
 まあ朝の内は雲も少なく、雄大な山岳風景を堪能したのですが、やはり写真(作品)にするには光線具合がイマイチ・・・トップライトか夕焼けが狙い目なだけに、残念至極ではありました。
 毎年年賀状のネタを苦慮するだけに、夕日に染まる白銀の白根山の絵が欲しかったんですけどね。。。来年までお預けです。

 それはそうと初滑りですよ。子供たちも小さいころは日光湯元スキー場くらいで満足していたのですが、だんだん滑れるようになってくると、当然物足りなくなるわけで、、、昨シーズンは苗場スキー場と白馬五竜スキー場でブイブイ滑っているだけに、今回の丸沼は楽しみにしていたようで、機嫌よく滑っていました。と言っても、まだまだ全然下手くそなんですが、、、プルークボーゲンモドキで、何とか初~中級コースを滑り降りてくる程度です。
 かく言う自分も、全盛の頃の体力や技術があるはずも無く、子供たちよりもちょっとはマシな程度なんですけどね。非圧雪のコブコブ斜面なんか、とてもとても・・・
 それでも始めのリフト2本くらいは、緩斜面で足ならしをしましたが、午前中には家族4人でロープウェイでトップまで上り、上から下まで滑り降りてきました。
 子供たちも怖がらずにそれなりに滑っていましたね。

 昼食を挟んだ後は、細君はお約束通り暖房の効いた食堂で爆睡。自分と子供たちは、リフト2本とロープウェイ2本滑りました。
 その後、15時のおやつ休憩の後、家族4人でリフト2本滑って、本日はフィニッシュです。
 自分一人なら、食事の時間も最低限とし、休憩もしないでガンガン行くんですけどね。まあ子供たちのペースに合わせると、ちょっと物足りないのは是非も無し・・・
 でも初滑りの足ならしでしたので、案外ちょうど良いペースだったかもしれません。

 帰りは金精道路を超えてすぐの湯元温泉に立ち寄りです。やっぱり山(スキー)と温泉は切り離して考える事は出来ません。当然の組み合わせです。
 今日は雪山と戯れ、温泉に浸かり、サイコーの一日でした。これで写真も撮れていれば完璧だったのですが、、、
 まあ100%でないからこそ、『次こそは・・・』という闘志が燃えてくるんですけどね。
 さあ、次はどこの雪山に行こうかなぁ・・・