新体制でのスタートです2013年07月01日 23:25



 先日異動の内示の話をしましたが、ついに今日は自動発令日。
 私の属する宇都宮営業所にも新しい仲間がなんと3人も増えました!!正直驚きです。
 これまで人手不足で、一人で二人分くらい働いていましたが、これでようやくまともになりそうです。

 と言いつつ、新しく赴任した三人のうち二人は、親会社との新業務である送信分業要員と受信分業要員ですので、親会社の事務所に常駐しますから、実質の増員は一名と言うことになります。
 その一名も、自分とは違うセクションで違う仕事をするために来たようですので、三人増えても結局僕の仕事量には変化はなさそうです。。。ずこーーん。
 
 それはそうと噂によると、なんと明日7月2日から人材派遣の女性スタッフが新規にやってくるらしいです(おおーー!?どんな人だ!?)。
 が、、、これもどうやら僕とは違うセクションに配属されるようで、、、そんなのカンケーネェーー!!と来たもんだ。
 それにしても隣の島の人材の充実度と言ったらないですね。正社員が3人に協力業者からの出向者が2人、人材派遣から1人ですか?スゲーー。
 それに比べてこちらは、僕と、長年勤めていただいている女性スタッフと、協力業者からの出向者の3名です。3月までは他にもう1名人材派遣からのスタッフがいたのですが、、、まあこちらは正真正銘の少数精鋭ですけどね~エヘン。
 もちろん隣が精鋭じゃない、ということではありません。とりあえず多数精鋭!と言っておきます。。。

 それはともかく新体制がスタートしました。
 分業なるものがどのようなものか、今一つ具体的な業務内容が見えてきませんが、とにかく走り出したら止まらないぜ!という勢いで、まあなるようになるでしょう。

 んん~~、最近山ネタも写真ネタも無いですね。
 本当は富士山世界文化遺産登録!について、私見を述べたいと思っているのですが、、、仕事も忙しくなかなか家でPCに向かっている時間が取れません。
 今日のネタも、半分寝ながら書いていますので、明日見るとあちこち支離滅裂になっているかも??だね~。

久々の夜間採集2013年07月03日 03:32

ミヤマクワガタいっぱ~い♪
【ミヤマクワガタいっぱ~い♪】


 季節も移ろい、蒸し暑い日が続くようになってきたので、久しぶりに真夜中の昆虫採集に行ってきました。
 場所は、矢板市長井にある"県民の森"です。
 仕事が終わった深夜1時、自宅に帰る途中での寄り道です。

 現地に着くと、降っているかどうか分からないくらいの霧雨模様で、比較的涼しめであり、条件としては良くもなく悪くもなくだったのですが、結果は、まずまず大漁のうちに入るくらい、いい感じで した。
  • ミヤマクワガタ♂4(MAX63mm)、♀2
  • ノコギリクワガタ♂1
  • コクワガタ♂3、♀4
  • カブトムシ♂1、♀3
  • ダイコクコガネ♂1
  • シロスジカミキリ♂1
  • その他
ミヤマクワガタ♂
【ミヤマクワガタ♂】

コクワガタ♂
【コクワガタ♂】

コクワガタ♀
【コクワガタ♀】

オオミズアオ
【神秘的な美しさのオオミズアオ】

モリアオガエル♂
【灯に集まる虫を食べに来たモリアオガエル♂】

今日の収穫
【今日の収穫:まずます大漁】


 採集方法は基本的に灯火採集(外灯)です。
 クワカブ採集で一番嬉しいのはやっぱり樹液採集なんですが、なかなか樹液の出ている木を見つけるのは難しいんですよね。とても根気のいる作業です。
 それに比べて灯火採集は、近くに雑木林があれば、外灯や飲み物の自販機、コンビニエンスストアの明かりなど、比較的気軽に採集できます。
 県民の森も管理棟などの近くに煌々と光る水銀灯がいくつかありますので、毎年絶好の採集スポットになっています。
 外灯近くにクワガブが落ちていたり、外灯近くの木の枝を揺すって、ポトリと落ちてきたりすると、やっぱりウレシイですね。
 今度は週末に子どもを連れて来ようと思います。。。

梅雨明け宣言2013年07月06日 19:55

灼熱の太陽です!
【夏がやってきました!】


 太平洋高気圧が一気に張り出し、関東甲信地方に梅雨明け宣言が出されました。
 日中はうだるような暑さに見舞われ、本格的な夏の到来です。

 子どもの頃は夏が大好きで、毎年待ち遠しかったんですけどね。
 まあ、大好きな昆虫採集が出来ると言うのと、夏休みがある、というのが大きな理由ですが、、、
 それと子どもの頃って、暑くて汗ベタベタになっても、全く気にならなかったんですよね。何故でしょうね?
 体を動かすと汗びっしょりになる、とか関係なく、毎日泥んこになるまで表を駆け回っていました。
 それが長じるにつれてだんだん暑いのが嫌いになって、夏になるとなるべく汗をかかないように、歩く速度も落としたり・・・これって単に歳をとった証拠でしょうか??

 でも夏や暑さが全く嫌いと言うわけでもありません。
 夏がこないと、子どもと一緒に昆虫採集が出来ないですし、山や高原に高山植物が咲き乱れないし、緑濃い夏野菜も食べられないし、、、
 要するに無駄な労力を使いたくなくなったと言うか、より合理的になったんでしょうね。それが歳をとる、と言うことだったりして・・・

 余談ですが、夏になると怖いのが”ライサマ”ですね。漢字で書くと”雷様”、要するに雷(カミナリ:神鳴り)です。
 別に大きな音が怖いとか、ビカッとほとばしるイナヅマが怖いとかではなくて、落雷による電気設備への被害で、緊急的に現場出向の仕事が入るのが怖いのです。
 平日も夕方から夜に掛けての雷被害により、県内を走り回ることもありますし、休日もゆっくり休んではいられません。
 今年の夏の到来と同時に、雷シーズンの到来でもあります。なんとか最小限の被害で収まって欲しいと願わずにはいられません。。。

 ところで今年の梅雨明け宣言、平年に比べて2週間ほど早いようで、観測史上でも4番目の早さだそうです。
 そうですよねぇ。毎年梅雨明けって言ったら、7月20日前後が一般的で、山屋の間では7月20日の海の日は、実は山の日だ!と言うのが定説になっています。
 良く『梅雨明け10日』などど言って、梅雨明けから10日間は天気が一番安定するので、絶好の山日和ですよ、と言っていました。
 尤もハッピーマンデー法だかなんだか知りませんが、海の日が7月20日固定ではなく、7月の第3月曜日になってしまいまたので、今年は山の日がだいぶ早いな~、と思っていたのですが、さらにそれよりも10日も早くなってしまったので、今年はずいぶんせっかちだな~と思ってしまいました。

 ま、そんな話はともかく今年もまた暑い夏がやってきました。
 暑いのはイヤだ!とか、何だかんだ文句を言っていますが、四季がハッキリしている、というのは素晴らしいことですね。日本に生まれて、日本人で良かった~と思います。

湯元も遂に地デジ導入です!!2013年07月08日 23:50

ヒオドシチョウ

【ネタとは関係の無いヒオドシチョウ】


 本日、遂に日光湯元にも地上デジタル放送のサービスが始まりました。
 苦節4年間、受信点調査から始まり環境省や土木事務所、東京電力との調整や協議を繰り返し、ついにここまでこぎ着けました。
 地元のテレビ組合や自治会から非常に感謝されましたが、何をか言わんや、感謝するのは私の方で、関係者の皆々様に深く感謝を申し上げます。

 湯元はこれまで、受信点を見つけるのに非常に苦労しました。
 初めの頃は東京タワーしか受信できる見込みが無く、湯元周辺の名も無き山々を登って受信状況調査をしていましたが、どう頑張っても受信できなかったり、受信できたとしても、『こんな所にどうやってアンテナ設備を建てるんだ?』的な・・・
 そうこうしている内に2010年10月に中禅寺湖南岸の狸山(むじなやま)にテレビ中継局が出来て、湯の湖畔でそこが何とか受信できるようになり、環境省との協議の末、国立公園第2種特別地域内に用地を借りてアンテナ設備を設置できる事となり、東京電力の電柱を借りて何とか今日に至りました。

 それはともかく冒頭のヒオドシチョウの写真は、受信点工事に立ち会っているときに、アンテナのすぐ近くのミズナラの樹液に来ていたものを撮影したものです。
 ヒオドシチョウは漢字で書くと”緋縅蝶”。
 緋(ひ)は、あか、あけ、鮮やかな赤色。赤い鯉のぼりを緋鯉と言いますね。
 縅(おどし)は、鎧(よろい)の札(さね)を革や糸で結び合わせること。また、その革や糸。
 つまり鮮やかな赤色糸のチョウ、ということですね。分類上は鱗翅目タテハチョウ科に属します。
 タテハチョウ類は羽根に毛がふさふさ生えているのも特徴で、まさに”縅”と言う表現がピッタリ当てはまると思います。
 大昔に命名した人のセンスのよさが伺えますね。

 ところでそんなヒオドシチョウですが、羽根の裏側は地味~~~な枯れ葉模様で、一見して、こんなに鮮やかな色をしているとは思えません。

ヒオドシチョウ
【ヒオドシチョウの裏模様】

 タテハチョウ類は全般的に、表はキレイで裏は地味、と言った感じです。
 似たような蝶では、ルリタテハやキベリタテハもそうですし、かの国蝶オオムラサキも裏側は白っぽくのっぺりとした模様ですしね。
 裏と表のギャップの大きさも、また面白みの一つではあります。
 とにかく、地デジ導入も嬉しかったのですが、キレイなヒオドシチョウにも出会えて二重に嬉しい一日でした。

正真正銘の大漁でした!2013年07月12日 04:45

正真正銘の大量です!

【正真正銘の大漁でした!】


 7月3日の夜間採集は、『まずまず大漁でした』と綴りましたが、今日は正真正銘の大漁でした。
 夜間灯火採集を始めて5年くらい経ちますが、クワガタムシがこんなに沢山採れたのは初めてです(カブトムシなら一晩で50匹くらい採ったことがありますが)。
 今日(昨日)は日中何度か夕立のような雨が降り、少し気温も下がったのですが、夜になってからまた気温が上がり蒸し暑くなり、もしかすると灯にそれなりに来ているかなぁ~、と大それた期待もしないで行ってみたのですが、、、あり得ないくらいの大漁に若干コーフン気味だったりします。

 それにしても今日は数も沢山採れましたが、何といっても70mmに迫る特大サイズのミヤマが採れたことがウレシイですね。
 現地で見つけて手に取った時は、『おおーー!?デカイッ!70mm越えか!?』と自分でも驚いてしまいました。
 が、自宅に帰ってからノギスを当てて正確に測定した所、残念ながら70mmに僅かに届かず、69.5mmでした。
 やはりそう簡単には70upの個体には巡り逢えないようです。
 それでも69.5mmでも自己採集の個体としては記録更新の大型サイズでしたし(これまでの最大はは68.0mm)、ミヤマにしてはガッチリとした体つきや、太いオオアゴなど迫力満点で、標本箱のシンボルとしては申し分の無い個体ですので大満足です。
 その69.5mmミヤマは冒頭の写真の真ん中に写っている奴です。写真が下手くそでよく分からないと思いますが・・・

 今回はミヤマクワガタだけではなく、ノコギリクワガタも大漁でした。
 最大サイズは59.9mmと平凡でしたが、それでも♂が10匹も採れました。
 木を揺する度に、面白いようにクワガタムシが落ちてきますので、感動的でしたね。
 子どもをつれてくる時も毎回こうだと助かるんですが、、、やはり自然相手のことですので、そうは思うようには行きません。
 もう少し季節が進むと、カブトムシだらけになってきますので、近い内にもう一度、子どもと一緒に来たいと思います。

【今日の収穫】
  • ミヤマクワガタ♂11(MAX69.5mm)、♀3
  • ノコギリクワガタ♂10(MAX59.9mm)、♀3
  • コクワガタ♂1、♀6
  • アカアシクワガタ♂1、♀2
  • カブトムシ♂2、♀3
  • その他
ノコギリクワガタ♂
【ノコギリクワガタ♂】

コクワ♂&アカアシ♂&メス軍団
【コクワ♂&アカアシ♂&メス軍団】

カブちん
【カブちん(実は余り嬉しくない・・・)】


 そう言えば、こんなに採ってどうするの?
 と言う疑問が涌くかもしれませんが、沢山採れた時は型の良いやつは標本用に残して、あとは子どもの学校の友達や、自分の知り合いにプレゼントしています。
 いつの時代でもクワガタムシ(日光地方ではオニムシと言うらしい)は子どもたちに大人気ですからね。
 子どもたちにはテレビやゲームの画面を通してだけではなく、是非、本当の自然に触れてリアルを体験して欲しいと願っています。