ギャラリーパネル2006年06月19日 23:51

 先日来、注文してあったフジカラー販売のギャラリーパネル(ブラック・四切り)が入荷しました。

 アマチュア写真家のいけない性(さが) として、自分の作品を誰かに見てもらいたい、と言うのが有ります。
 これは誠にもって周囲の人間にとっては甚だ迷惑な話なのですが、自分も性懲りもなく勤め先の応接室や打合せ室にこれ見よがしに飾っちゃったりしております。

 写真を飾るのにもある程度のテクニックと言いますか演出が必要で、その中の一つに『額装』があります。
 たとえ下手くそな作品でも、2L程度のアルバムに入っているのと、四切りや半切にして額装するのとでは、イメージの違いか、何となく上手に(立派に)見えてしまうから不思議です。
 額縁にも色々有りますが、自分的には以下の様な条件の物が気に入っています。
  • 外枠素材・・・木製、アルミ製、樹脂製と様々ですが、やっぱり質感でアルミ製が一番です。
  • 前面保護材・・・ガラスとアクリルが有りますが、透明度や耐久性(擦れなど)でガラスの方が勝ります。
  • マット紙・・・これも様々ですが、自然風景写真がメインの自分には、黒地に白のVカット台紙が一番です。写真が引き締まります。また大きさは台紙部分の面積の広いタイプが断然見栄えがします。
  • 裏板押え・・・説明が難しいですが、スプリング式の留め具を使って、表の保護ガラスに裏板を密着させるタイプが◎。写真の波打ちやずり落ちを防ぎます。
 以上を統合すると、これらに当てはまる物は、コニカミノルタ(旧コニカ)の画廊(GAROH)、フジカラー販売のアルミ額縁A300ワイドマットフレームA1000です。他にもチクマやハクバ辺りから出ているかもしれませんが、自分は主にこの三つを使います。
 三つを使うと入ってもやっぱりお値段によって使い分けておりまして、
 画廊>A300>A1000
 の順番で値段とクオリティはランク付けされます。よっぽど気合を入れない限り、専らA1000を使ってます。
 これらは主に定期的に作品を入れ換える様な場合に使います。
 一応、目安で、1~2ヶ月に一度の割合で更新しているのですが、、、、たまにサボります(汗)

 その他に、作品の入れ替えは出来ませんが、値段も手頃で軽くかさばらない、フジカラー販売のマットパネルDXと言う物が有り、これも比較的よく使います。
 これは、前述の気に入る条件の内、黒地Vカットと言う所しか当てはまらない(商品の性格上、保護ガラスや裏板は無い)のですが、人にあげる場合など,写真の入れ替えを必要としない場合には値段が安い所為も有り多用します。

 ところが最近、非常に良い物を発見してしまいました。それが冒頭のギャラリーパネルです。
 まあ、最近発見したと言っても、商品自体はずーーーーっと以前から有る訳で自分が知らなかっただけなのですが、、、、(^_^);;
 これはかなり良いです。個人的には自分の使途を含めて、今のところサイコーです。
 何しろ作品の入れ替えがし易いと言うのが最大の利点で、次に軽量であると言う点があげられます。
 また、値段もA1000より若干お安めの設定で、とってもリーズナブル。
 但し、このパネルに額装するには、写真一枚一枚をバックシートなどで裏打ちしなければいけません。
 尤も画廊などに額装する時も必ず裏打ちはするので、条件的には全く同じですけどね。
 あと、個人的には通常の印画紙プリントよりも、ポリエステルベースのクリスタルプリントを使った方が、表にガラスが無いだけに、より見栄えがしてGOODです。

 今のところ、このギャラリーパネル、全紙と半切ノートリ(135)を所有しておりますが、今日の四切り購入で、三つ目となりました。
 さあ、後は作品の質を高めるだけですね、、、_| ̄|○