霧降道路&六方沢橋2013年04月13日 22:43

六方沢橋
【六方沢橋】


 今日は土曜日で本来仕事は休みなのですが、旧栗山村の川俣地区で住民説明会があり(工事業者である私が説明する側です)、折角なので久々に霧降道路を走ってみました。
 最近寒さが戻ってきて降雪もあったようですので、道路はどんな感じになっているでしょうか??

 霧降道路は数年前までは有料道路で、普通車の通行料は900円くらいかかりましたのでめったに使わなかったのですが、有料道路として30年経つと無料になるような制度があり、今では無料開放されています。
 途中には霧降の滝や霧降高原、丸山、六方沢橋などの見所があり、四季を通じて楽しめます(真冬はあまりお勧めできませんが)。
 また、丸山から赤薙山を縦走して女峰山に至る登山口にもなっており、ハイカーや登山者の玄関口ともなっています。
 自分もいつかは日光連山を縦走してやろうと企んではいるのですが、、、なかなか思い通りには行きません。

 ところで見所の一つ、六方沢橋です。
 観光地としてはあまりメジャーではありませんが、なかなかどうして、立派な橋なんですよ。
 日光市観光協会のページから無断借用すると、

 六方沢にかかる長さ320メートルの逆ローゼ型アーチ橋。標高は1434メートル、谷底からは134メートルの高さにある。
 霧降高原有料道路の途中にあたり、橋の前後に駐車場があるので、そこから歩くのが便利。徒歩では、丸山ハイキングコースの八平ガ原-やっぺいがはら-手前から向かう道がある。谷周辺の景色も迫力があるが、橋からは関東平野を望める。

 とあります。谷底まで134m!これがすごいですね。ここは霧降の名の通り霧が出やすく、なかなか六方沢の全容を見ることが出来ないのですが、晴れた日には橋の欄干から谷を覗き込むと、、、それはもうスリル満点です。
 今日はラッキーなことに霧が湧いていませんでしたので、谷底まで良く見えました、、、と言いたいところなのですが、ここ最近欄干の手すりが増強され、簡単にのぞき込めなくなってしまいました。

 何故かと言うと、、、
 実は不名誉なことですが、ここって身投げの名所らしいんですよね。
 確かに去年あたりまでの手すりだと、大人の腰からお腹のあたりまでの高さしかなかったので、簡単に乗り越えられてしまうんですよ。
 確かにこれでは身投げにはうってつけの、、、おお~コワ。これ以上書けません。。。。

 身投げの名所を裏付けるものとして、近くの駐車場にはこんな看板が、、、
[画像にマウスカーソルを合わせ左クリックでオリジナルサイズ(2464×1632)の画像を別ウインドウで表示します(4月一杯有効)]

意味ありげな看板
【意味ありげな看板】

 これでは手すりと言うか柵も増強せざるを得ませんよね。。。
 景色はすばらしいんですけどね。
 特にこれからの季節は、赤ヤシオが谷全体をピンク色に染め上げ、そのあとは瑞々しい新緑に覆われます。秋にはナナカマドやダケカンバが赤や黄色に染まり、それはもう形容のしようがないほどの素晴らしさです。
 そろそろ写真の季節ですね。うずうずしてきますね。。。