湯西川温泉 民宿男鹿2013年06月12日 22:26

囲炉裏で山人料理に舌鼓
【囲炉裏で山人料理に舌鼓】


 仕事の関係で湯西川方面に行く用事があり、湯西川下地区の民宿男鹿に宿泊し、囲炉裏を囲んで山人(やまうど)料理を堪能してきました。
 と言うと、旨い飯だけ食べに行ってきたように聞こえてしまいますが、ちゃんとシゴトもしてきましたよ。
 光ファイバーの長距離伝送時(おおむね30km以上)における、波長分散の影響によるCSO(二次変調歪)に伴うテレビ信号の伝送品質劣化の調査です。
 意外と大がかりで、東京の本部からアタマのいい方々が4名と、宇都宮の現地担当が2名、それと自分の7名での大所帯でした。

 これまで同じような伝送試験を含めて、事前の調査設計などで日光市は旧藤原町に行くことは多かったのですが、いつも川治温泉の『川治一柳閣本館』に泊まっていました。
 この川治一柳閣、昔は温泉のガイドブックにも頻繁に紹介されていた老舗高級温泉旅館だったのですが、一柳閣グループの経営悪化により現在では伊藤園グループに経営が代わり、なんとも味気のない旅館になってしまいました。
 温泉大浴場は昔のままですが、とにかく食事が手抜き料理で、朝食も夕食も大宴会場でのビュッフェスタイルのバイキングで、風情もくそもありません。
 まあ、そのおかげで1泊2食付きで7,800円という、古の高級温泉旅館とは思えない値段を実現していますので、仕事で使う分には全く問題なんですけどね。
 でも3回も4回も使っているとさすがに飽きてくるわけで、今回は日光市でも旧栗山村方面がメインの現場だったこともあり、たまには違うところを思っていたところ、『そういえば湯西川温泉があるじゃないか!』と来たもんだ。

 湯西川温泉にはこれまで仕事で2回ほど泊まったことがあるのですが、いつも最奥の『民宿山久』さんに泊まっていました(テレビ組合の組合長様をやっていただいていましたので)。
 今回も山久さんでいいかな、と思ったのですが、ちょっと山奥すぎたので、今回は下地区の民宿にしてみました。

 民宿男鹿ですが、通常の宿泊料金は6,500円なのですが、まあそれだとごく普通の食事なので、折角東京から来る人がいますし、宇都宮の職員もなかなか湯西川あたりに行くことも無いようですから、熊肉、鹿肉など囲炉裏料理のフルコースを予約しておきました。
 出てきた料理は、
  • 串焼き(猪肉、鹿肉、ヤマドリ、サンショウウオ、ヤマメ、山椒味噌
  • 鹿肉の刺身、熊肉の刺身(熊刺しはその希少性ゆえ、普通は出さないそうです)
  • 熊ナベ
  • ばんだいもち(湯西川地方の名物で、うるち米で作ったお餅)
  • 各種山菜のおひたしや煮びたし
  • その他

などなど食べきれないほど出てきました(冗談抜きで本当に食べきれませんでした)。
 それに話し好きのご主人が囲炉裏の世話をしながら、『はい、これ食べごろだよ』と出してくれるのはありがたいのですが、生まれたころから地元で暮らしている現役のマタギ(猟師)なので、熊撃ちの話とか昔の湯西川の話とか、とどまることないお話がバリバリの湯西川訛りで繰り広げられるものですから(半分以上何を言っているのか分からない)、時がたつのも忘れて、美味しく楽しく過ごせました。

 温泉の方は、さすがに民宿なので高級旅館の大浴場!並みにはいかず、湯船の大きさは大人2人がそれなりに入れるくらいの大きさ程度でしたが、しっかりと露天風呂もあり、普通に入浴するには十分かな~、と思いました。
 といいつつ、極度の暑がりの僕は湯船にはつからず、行水のみでしたが・・・(苦笑)

 そんなわけで、昨夜は久しぶりのんびりとしたような気がします。
 本来、県内に宿泊出張することは殆ど無いのですが、東京から誰か来ると一緒に泊まれますので、たまにはこういうのもいいかな~と思います。
 でも、来週19日(水)には定期健康診断がありますので、食いすぎ&呑みすぎによる体重増加が非常に気になるところです。。。

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