沖縄旅行3日目 ~やんばるから慶良間諸島へ~ ― 2013年07月24日 23:38
【世界遺産・晴れ渡る今帰仁城跡】
NIKON D300S
Ai AF-S Zoom Nikkor ED 20-70mm F2.8D(28mm)
12bit RAW
1/800sec. F8
ISO 200
沖縄3日目は南方系昆虫採集からマリンスポーツ(と言うと非常にアクティブでカッコイイ響きですが、要する海遊びです)への切替日。山から海に180度方向転換です。
沖縄島北部のやんばるの地から、那覇から船に乗り、一路慶良間諸島は座間味島を目指します。
一路と言いつつも若干寄り道がありまして、、、細君の達ての希望で、世界遺産今帰仁城跡に行ってみました。
それと、初日の備瀬のフクギ並木にナガサキアゲハやリュウキュウアサギマダラがかなり飛んでいたらしく、それを採集しようと言うことで、もう一度備瀬に立ち寄りです。
世界遺産の今帰仁城跡、一応家族で一回りはしましたが、子どもたちはすぐに飽きると言うか、最初から昆虫採集が目的で、ツマベニチョウやらウスキシロチョウ、シロオビアゲハ、アオタテハモドキなどの南方系のチョウを採集しては喜々としていました。
[画像にマウスカーソルを合わせ左クリックでオリジナルサイズ(4288×2848)の画像を別ウインドウで表示します(8月一杯有効)]

【何処へ行っても捕虫網 in 今帰仁】
NIKON D300S
Ai AF-S Zoom Nikkor ED 20-70mm F2.8D(28mm)
12bit RAW
1/1,250sec. F5.6
ISO 200

【ハイビスカスで吸蜜するウスキシロチョウ】
NIKON D300S
Ai AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G + TC-17EII(340mm)
12bit RAW
1/125sec. F5.6(合成F値)
ISO 200

【吸水するシオロビアゲハ♂(ちょっとトリミング)】
NIKON D300S
Ai AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G + TC-17EII(340mm)
12bit RAW
1/400sec. F6.3(合成F値)
ISO 800
また、オオシマゼミという奄美大島から沖縄本島に分布する南方系のセミを採集することに成功。7月の頃はまだ個体数もそれほど多くなく、なかなか採集は困難かと思っていただけに、子どもたちの歓びも大きかったようです。オオシマゼミという名の由来は、まさに分布域の奄美大島から来ているものと思われます。
このオオシマゼミ、鳴き声に特徴があって、本土でよく耳にするミンミンゼミやアブラゼミ、ヒグラシなどとは全く違う鳴き方で、初めて耳にするとこれがセミなのか?と耳を疑うくらいです。敢えて言うならツクツクボウシが近いかな~、と思って後で調べたら、やっぱりツクツクボウシに近い種類らしいです。見た目は色と言い大きさと言い、ミンミンゼミに近いんですけどね。

【オオシマゼミ♂ by 長男】
SONY DCS-RX-100
Vario Sonnar T*10.4-37.1mm F1.8-4.9(10.4mm)
プログラムオート
1/100sec. F2.5
ISO AUTO
今帰仁を後にして、次は備瀬に向かいます。
備瀬のフクギ並木、初日は時間がなくて自転車でまわりましたが、今回はゆっくりと歩いてまわります。
子どもたちの目的は当然昆虫採集なので、私が付き添い、いつもの如く父子三人組での行動です。その間細君は一人気軽にぶらぶら散歩ですので、なんだかんだでこういうのもちょうどよいかも。
子ども中心の旅行になりがちなので、いつもは子どもの世話をするために父親や母親も一緒に旅行に行く、というスタイルになりがちですが、やっぱり折角沖縄まで来るのですから、母親にだって休息タイムは必要ですよね。今回はちょっとだけ細君にも気を遣ったのでありました。

【何処へ行っても捕虫網 in 備瀬】
NIKON D300S
Ai AF-S Zoom Nikkor ED 20-70mm F2.8D(28mm)
12bit RAW
1/250sec. F5.6
ISO 400
備瀬を出てからは、今度こそ一路初日に来た道を那覇まで戻ります。
レンタカーを返してから沖縄の船旅の一大拠点、泊フェリーターミナルに向かいます。
座間味島行きの高速船、クイーンざまみの最終16:00発に間に合うかどうかいささか不安でしたが、それなりに余裕を持って間に合いました。
泊港に荷物と妻子を降ろして、自分一人だけでレンタカー屋さんに車を返しに行き、その後歩いて港まで戻りました。
高速船クイーンざまみですが、、、十数年前にも一人で泊から慶良間諸島に行った時にも乗ったはずなんですが、、、全っ然覚えていないんですよね。違う所から乗ったんじゃないかと思うくらい、全く覚えていませんでした。行けば思い出すかと思っていたんですけどね。寄る年波には、、、

【クイーンざまみ】
NIKON D300S
Ai AF-S Zoom Nikkor ED 20-70mm F2.8D(65mm)
12bit RAW
1/640sec. F8
ISO 200
それはともかく高速船の旅も、なかなか快適でした。
気になる細君と長男の船酔いでしたが、それほど酷い揺れではなく、何とか無事に座間味島まで辿り着きました。
細君と長男は、ほとんどキャビンに居たのですが、アクティブな自分と二男はずっと2階のデッキで潮風と波しぶきを受けながら、景色を堪能したり写真を撮ったりしていました。

【キャビンで寛ぐ長男】
NIKON D300S
Ai AF-S Zoom Nikkor ED 20-70mm F2.8D(28mm)
12bit RAW
1/125sec. F5.6
ISO 200

【泊港を出航し一路慶良間へ】
NIKON D300S
Ai AF-S Zoom Nikkor ED 20-70mm F2.8D(28mm)
12bit RAW
1/1,250sec. F5.6
ISO 200

【向かい風にバランスをとる二男】
NIKON D300S
Ai AF-S Zoom Nikkor ED 20-70mm F2.8D(28mm)
12bit RAW
1/1,250sec. F5.6
ISO 200
座間味島到着後は、予約していたホテルに向かいます。港にホテルの送迎車が迎えに来てくれていまして、ホテルまで楽ちんに送ってもらいました。
実は後で港まで歩いてみたのですが、ものの5分も歩かない内に港に着いてしまい、こんな距離を車に乗ったのか、と笑ってしまったのですが、、、まあ大荷物でしたのでそれはそれで助かったのですが。
ホテルについてチェックインし、持って来た荷物とあらかじめ宅急便でホテルに送っておいた荷物を部屋に運び込み、まずはホット一息です。
旅行の前半の『山コース』では海遊び道具は使いませんでしたので、ホテルに送っておきました。それと、リンホフの大判カメラ一式と、ニコノスの水中カメラ一式も送っておきました。これも前半はゆっくりと写真を撮っている暇もないと思い、後半の海のホテルに直送です。
さてさて、明日はどんな写真が撮れるでしょうか。。。
明日の予定は、午前中に体験ダイビングでインストラクターに連れられて早速座間味の海に潜ります。
午後は古座間味ビーチでシュノーケリング。
NIKONOS-VとUW-NIKKOR15mm/F2.8N、OLYMPUS STYLUS TG-2+フィッシュアイコンバータが大活躍しそうな予感です。。。
NIKONOSに詰めるフィルムは、もちろんプロビア400X(RXP)です。
子どもたちも、去年の南紀白浜での初ダイブですっかりスキューバダイビングの魅力に取りつかれ、明日を非常に楽しみにしています。
自分もどんな写真が撮れるか、どんな景色に出会えるか非常に楽しみです。なんだかんだで自分が一番楽しんでいるかもしれませんね。。。
NIKON D300S
Ai AF-S Zoom Nikkor ED 20-70mm F2.8D(28mm)
12bit RAW
1/800sec. F8
ISO 200
沖縄3日目は南方系昆虫採集からマリンスポーツ(と言うと非常にアクティブでカッコイイ響きですが、要する海遊びです)への切替日。山から海に180度方向転換です。
沖縄島北部のやんばるの地から、那覇から船に乗り、一路慶良間諸島は座間味島を目指します。
一路と言いつつも若干寄り道がありまして、、、細君の達ての希望で、世界遺産今帰仁城跡に行ってみました。
それと、初日の備瀬のフクギ並木にナガサキアゲハやリュウキュウアサギマダラがかなり飛んでいたらしく、それを採集しようと言うことで、もう一度備瀬に立ち寄りです。
世界遺産の今帰仁城跡、一応家族で一回りはしましたが、子どもたちはすぐに飽きると言うか、最初から昆虫採集が目的で、ツマベニチョウやらウスキシロチョウ、シロオビアゲハ、アオタテハモドキなどの南方系のチョウを採集しては喜々としていました。
[画像にマウスカーソルを合わせ左クリックでオリジナルサイズ(4288×2848)の画像を別ウインドウで表示します(8月一杯有効)]
【何処へ行っても捕虫網 in 今帰仁】
NIKON D300S
Ai AF-S Zoom Nikkor ED 20-70mm F2.8D(28mm)
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ISO 200
【ハイビスカスで吸蜜するウスキシロチョウ】
NIKON D300S
Ai AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G + TC-17EII(340mm)
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【吸水するシオロビアゲハ♂(ちょっとトリミング)】
NIKON D300S
Ai AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G + TC-17EII(340mm)
12bit RAW
1/400sec. F6.3(合成F値)
ISO 800
また、オオシマゼミという奄美大島から沖縄本島に分布する南方系のセミを採集することに成功。7月の頃はまだ個体数もそれほど多くなく、なかなか採集は困難かと思っていただけに、子どもたちの歓びも大きかったようです。オオシマゼミという名の由来は、まさに分布域の奄美大島から来ているものと思われます。
このオオシマゼミ、鳴き声に特徴があって、本土でよく耳にするミンミンゼミやアブラゼミ、ヒグラシなどとは全く違う鳴き方で、初めて耳にするとこれがセミなのか?と耳を疑うくらいです。敢えて言うならツクツクボウシが近いかな~、と思って後で調べたら、やっぱりツクツクボウシに近い種類らしいです。見た目は色と言い大きさと言い、ミンミンゼミに近いんですけどね。
【オオシマゼミ♂ by 長男】
SONY DCS-RX-100
Vario Sonnar T*10.4-37.1mm F1.8-4.9(10.4mm)
プログラムオート
1/100sec. F2.5
ISO AUTO
今帰仁を後にして、次は備瀬に向かいます。
備瀬のフクギ並木、初日は時間がなくて自転車でまわりましたが、今回はゆっくりと歩いてまわります。
子どもたちの目的は当然昆虫採集なので、私が付き添い、いつもの如く父子三人組での行動です。その間細君は一人気軽にぶらぶら散歩ですので、なんだかんだでこういうのもちょうどよいかも。
子ども中心の旅行になりがちなので、いつもは子どもの世話をするために父親や母親も一緒に旅行に行く、というスタイルになりがちですが、やっぱり折角沖縄まで来るのですから、母親にだって休息タイムは必要ですよね。今回はちょっとだけ細君にも気を遣ったのでありました。
【何処へ行っても捕虫網 in 備瀬】
NIKON D300S
Ai AF-S Zoom Nikkor ED 20-70mm F2.8D(28mm)
12bit RAW
1/250sec. F5.6
ISO 400
備瀬を出てからは、今度こそ一路初日に来た道を那覇まで戻ります。
レンタカーを返してから沖縄の船旅の一大拠点、泊フェリーターミナルに向かいます。
座間味島行きの高速船、クイーンざまみの最終16:00発に間に合うかどうかいささか不安でしたが、それなりに余裕を持って間に合いました。
泊港に荷物と妻子を降ろして、自分一人だけでレンタカー屋さんに車を返しに行き、その後歩いて港まで戻りました。
高速船クイーンざまみですが、、、十数年前にも一人で泊から慶良間諸島に行った時にも乗ったはずなんですが、、、全っ然覚えていないんですよね。違う所から乗ったんじゃないかと思うくらい、全く覚えていませんでした。行けば思い出すかと思っていたんですけどね。寄る年波には、、、
【クイーンざまみ】
NIKON D300S
Ai AF-S Zoom Nikkor ED 20-70mm F2.8D(65mm)
12bit RAW
1/640sec. F8
ISO 200
それはともかく高速船の旅も、なかなか快適でした。
気になる細君と長男の船酔いでしたが、それほど酷い揺れではなく、何とか無事に座間味島まで辿り着きました。
細君と長男は、ほとんどキャビンに居たのですが、アクティブな自分と二男はずっと2階のデッキで潮風と波しぶきを受けながら、景色を堪能したり写真を撮ったりしていました。
【キャビンで寛ぐ長男】
NIKON D300S
Ai AF-S Zoom Nikkor ED 20-70mm F2.8D(28mm)
12bit RAW
1/125sec. F5.6
ISO 200
【泊港を出航し一路慶良間へ】
NIKON D300S
Ai AF-S Zoom Nikkor ED 20-70mm F2.8D(28mm)
12bit RAW
1/1,250sec. F5.6
ISO 200
【向かい風にバランスをとる二男】
NIKON D300S
Ai AF-S Zoom Nikkor ED 20-70mm F2.8D(28mm)
12bit RAW
1/1,250sec. F5.6
ISO 200
座間味島到着後は、予約していたホテルに向かいます。港にホテルの送迎車が迎えに来てくれていまして、ホテルまで楽ちんに送ってもらいました。
実は後で港まで歩いてみたのですが、ものの5分も歩かない内に港に着いてしまい、こんな距離を車に乗ったのか、と笑ってしまったのですが、、、まあ大荷物でしたのでそれはそれで助かったのですが。
ホテルについてチェックインし、持って来た荷物とあらかじめ宅急便でホテルに送っておいた荷物を部屋に運び込み、まずはホット一息です。
旅行の前半の『山コース』では海遊び道具は使いませんでしたので、ホテルに送っておきました。それと、リンホフの大判カメラ一式と、ニコノスの水中カメラ一式も送っておきました。これも前半はゆっくりと写真を撮っている暇もないと思い、後半の海のホテルに直送です。
さてさて、明日はどんな写真が撮れるでしょうか。。。
明日の予定は、午前中に体験ダイビングでインストラクターに連れられて早速座間味の海に潜ります。
午後は古座間味ビーチでシュノーケリング。
NIKONOS-VとUW-NIKKOR15mm/F2.8N、OLYMPUS STYLUS TG-2+フィッシュアイコンバータが大活躍しそうな予感です。。。
NIKONOSに詰めるフィルムは、もちろんプロビア400X(RXP)です。
子どもたちも、去年の南紀白浜での初ダイブですっかりスキューバダイビングの魅力に取りつかれ、明日を非常に楽しみにしています。
自分もどんな写真が撮れるか、どんな景色に出会えるか非常に楽しみです。なんだかんだで自分が一番楽しんでいるかもしれませんね。。。
沖縄旅行2日目 ~昆虫採集ツアー~ ― 2013年07月23日 23:42
【枝先で休息するカラスヤンマ♀】
NIKON D300S
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200 F2.8G + TC-17EII (340mm)
12bit RAW
1/160sec. F5.6(合成F値)
ISO 800
沖縄2日目はやんばるでの昆虫採取ツアーです。
目的はリュウキュウギンヤンマ、オニヤンマ(沖縄島産)、カラスヤンマです。もちろん他にも南方系のトンボやチョウを初めとした、珍しい昆虫全般なのですが。
さてさて結果はどうだったでしょうか・・・
さすがに目的の昆虫を採集するためには、それがどのような環境に生息しているのかを知らなければ、採集どころか出会うことも出来ません。
短い滞在時間でそう簡単には行かないだろうと思っていましたので、今回も自然ガイドを予約していました。
一昨年の石垣島に行った時も、現地の昆虫ガイドさんにポイントを案内してもらったのですが、前回は目的の昆虫は採集できませんでした。
今回お願いしたのは、沖縄自然ツーリストという所の昆虫博士(農学博士)下地幸夫さんです(詳細はこちら)。
あらかじめメイルで何回かやりとりをして、目的の昆虫が観察&採集できそうなポイントを案内して頂きました。
ガイドの下地さんとの待ち合わせは道の駅大宜味。
少々早く着いたので駐車場で虫を探していると、何やらふわふわと舞うように、見慣れない姿のチョウが飛んでします。素早く二男君がネットインして良く観察すると、いきなりレア種のツマムラサキマダラでした。幸先の良いスタートです。

【ツマムラサキマダラ】
AF-S Zoom Nikkor ED 28-70 F2.8D(IF) (70mm)
12bit RAW
1/640sec. F5
ISO 200
その後も給水するアオスジアゲハなどを観察&撮影している内に、ガイドの下地さんが到着。
早速ガイドツアーに出発です。

【アオスジアゲハ】
NIKON D300S
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200 F2.8G + TC-17EII (340mm)
12bit RAW
1/400sec. F8(合成F値)
ISO 200

【アオスジアゲハ顔正面 by 二男】
OLYMPUS TG-2
スーパーマクロモード
オート

【アオスジアゲハ顔ドアップ by 二男】
OLYMPUS TG-2
スーパーマクロモード
オート

【水面に投影するアオスジアゲハ by 長男】
SONY DCS-RX100
プログラムオート
下地さんと合流し、まず初めに行ったのは、『道の駅ゆいゆい国頭』近くの水田地帯と開けた河川区域でした。
ここでも大型のヤンマ類の観察実績があるらしいのですが、生憎今日は大型のヤンマ類は見当たりません。
その代わり、ハラボソトンボとタイリクショウジョウトンボは数多く見られ、取り敢えず"押さえ"でゲットしました。

【ハラボソトンボ♂】

【ハラボソトンボ♀】

【タイリクショウジョウトンボ♂】

【タイリクショウジョウトンボ♀】
タイリクショウジョウトンボは前回の沖縄旅行の際には採集していませんでしたので、子どもたちもそれなりに納得していたのですが、目指すは飽くまで大型のヤンマ類ですので、なかなか満足するまでには至りません。
そんなわけで、逸る二人を何とか押さえてゆいゆい国頭で昼食を済ませ、次なるポイントに出発です。
午後の部のスタートは、いよいよやんばるの核心部、国頭村の与那林道に向かいます。
舗装路の終点にはどこかの大学の施設があり、山の大部分を大学が所有だか管理をしているそうで、どこでも勝手に立ち入って採集しまくって良いわけではないそうです。こういう所もしっかりとしたガイドさんに聞かなければ、分からないものですね。下地さん、ありがとう!
林道を歩き始めてほどなく、黒い大きなヤンマらしき影を目撃!二男君が網を振りましたが、間一髪で取り逃がし、結局正体は分かりませんでしたが、影の大きさと生息環境から察するにオニヤンマではなかったかと推測され、非常に悔しいこととなりました。
因みに採集の時は、オトーサンは荷物持ちと写真係なので、一応自分用の捕虫網は持っていきますが、基本、子どもたちに採らせています。特定の場所に拠点を設けて、『よし、採りまくるぞ!』と言うことであれば、荷物や写真機材を置いておいて、自分も捕虫網一つで身軽になるのですが、歩いて探索しながらとなると、どうしても自分は見守る側になりますね。
そうそう、オニヤンマについてですが、単にオニヤンマと言うことであれば、別に沖縄県でなくとも全国的に普通に見られますので、採れなくてもどうでも良いのですが、一口にオニヤンマと言っても、本土のものと沖縄のものとでは相違点があるらしく、学会では、DNA上でも別亜種に分類すべきだ、という議論が交わされているそうですので、いずれ別種になるような話です。
さらに沖縄県内でも、沖縄本島のものと八重山諸島のものでも若干の違いがあるらしいので、もしかすると近い内に、沖縄本島のものを『オキナワオニヤンマ(またはリュウキュウオニヤンマ)』、八重山諸島のものを『ヤエヤマオニヤンマ』とかなんとか言うようになるかも知れません。
要は、それぐらいレア種のようで、以上、全て長男君の受け売りです(苦笑)。それにしてもスゴイ知識だなぁ、と我が子ながら感心しますね。
因みに本土のものと区別されているヤンマで言えば、オキナワサラサヤンマやリュウキュウギンヤンマ、リュウキュウカトリヤンマなどがいますね。
オニヤンマ(らしきもの)は取り逃がしましたが、その後さらに林道の奥に進みます。
なかなか目的の種である大型のヤンマ類には出会えませんでしたが、モンキアゲハを追っていた長男が、『カラスヤンマのメスが止まっている!』と叫びました。それが冒頭の写真。
これがまたヤラシイところに止まっていて、崖下の川に向かって突き出ている木の枝先なんですよ。普通に林道から竿を伸ばしたのでは全然届かない距離で、とにかく足場が悪く、それに他の枝が邪魔でそう簡単には採れそうもありません。
長男君の考えは、『自分で採集しなくても、とにかく誰でもいいから捕まえて、手に取って観察したり標本に出来ればOK!』
二男君の考えは、『観察や標本はともかく、自分が採りたい。自分が採れないくらいなら採らなくていい。』
出来れば子どもたちに採らせたかったのですが、どう考えても子どもでは無理。ガイドの下地さんも『これは難しいですね。』と来たもんだ。
結論は、『危険を冒して(と言っても自分にとってみればそれほどの危険ではない)おとーさんがチャレンジする。採り逃がしたら諦める。』と言うものでした。
現場は確かに足場が悪かったのですが、そこは普段から岩山に登ったり木に登ったりしていますので、大したことはありません。ただ、木に手や足をかけた時の振動で、カラスヤンマが飛び立ってしまわないかだけを気遣いましたが、無事カラスヤンマをゲットしました!オヤジの面目躍如です。虫採り暦で言えば一応先輩ですからね。

【カラスヤンマ♀】
長男君は写真の通りご満悦でしたが、気に入らないのは二男君。
しょーがないじゃん、このためにわざわざ沖縄のやんばるまで来て、高いガイド料を払っているんだから、キミの欲求を満たすだけで済ませるわけには行かないんだよ。と諭すのですが、悔しくて悔しくて仕方ない様子。なんだかんだでまだまだ幼いですな。
その後も与那林道をうろつきましたが、結局大型のヤンマ類に遭遇したのはこれっきりで、他に目ぼしいものはリュウキュウハグロトンボとリュウキュウルリモントンボくらいでした。
そうそう、昆虫ではありませんが非常に珍しい生き物と出会いました。イシカワガエルです。
イシカワガエルは、日本で一番美しいカエルと言われているそうで、地球上で沖縄本島と奄美大島にしか生息しません(いわゆる固有種というやつです)。沖縄県と鹿児島県の天然記念物に指定されています。
生息環境が限られている上に夜行性ですので、昼間お目にかかれることは非常に稀だそうです。出会えてとってもラッキーでした。

【イシカワガエル】
そう言えば、前回の沖縄旅行の際に石垣島に行った時も、ヤエヤマセマルハコガメやヤエヤマハラブチガエル、クロイワトカゲモドキ、ムラサキオカヤドカリ、ヤシガニ、キンバトなど、昆虫以外の珍しい野生生物に出会えたっけ。大自然の残る沖縄ならではデスネ。
大物の影が薄いのできりのいいところで与那林道を後にし、最後のポイント、下地さんお勧めの大宜味村の大保(たいほ)ダム近くの開けた丘陵地帯に向かいます。
下地さん曰く、このポイントはかなりの高確率でリュウキュウギンヤンマやカラスヤンマの観察実績があるらしいのですが、素人目にはどう見ても、『こんなところに本当に居るのか?』なんですよね。
だって、物の本にはリュウキュウギンヤンマの生息域は”開けた池沼や湿地およびその周辺”と書いてあり、案内された所には水っ気は一切ありません。ほんとうかな、と半信半疑で車を走らせていると、先を走る下地さんの車が止まり、降りてきた下地さんが『居ましたよ、大型のヤンマが往復飛翔しています。』と教えてくれました。
網を持って車から飛び降りる子どもたち。息をのみ低く構えるそばに、見るからに大きなヤンマが迫ります。リュウキュウギンヤンマに間違い有りません。
ヤンマは群舞しているわけではありませんが、確かにある一定の縄張りを確保しながら、2~3匹は道路上を行ったり来たりしています。
動きをよく見てタイミングを合わせて網を振れば、子どもたちにも採れそうです。
とりあえず何匹も飛んでいるので子どもたちにも採れるチャンスはあるだろうと思い、自分は少し離れたポイントで子どもたちが採れなかった時の保険のためにリュウキュウギンヤンマの♂を1匹ゲットしました。
すると程なくして、長男君が興奮した声で、『やったーー!!リュウキュウギンヤンマ、採ったぞーーー!!』との叫び声が。
なんと二男君よりも先に、長男君がゲットしたのでした。

【念願のリュウキュウギンヤンマ♂】
NIKON D300S
AF-S Zoom Nikkor ED 28-70 F2.8D(IF) (70mm)
12bit RAW
1/250sec. F5.6
ISO 200
SB-800 先幕シンクロ
普段親子3人でトンボ採りに行くと、一番収穫が多いのは二男君で、長男君は毎回毎回後塵を拝してばかりなのですが、今日だけは違いました。
正直、親の目から見ても虫とりが上手いのは明らかに二男の方で、長男の方はどちらかと言えば”どんくさい”系で、採るなら二男かな、と思っていただけに意外でした。はっきり言って奇跡に近いと思いました。
たまたま運が良かっただけなのかもしれませんが、おそらく彼の執念が実ったのでしょうね。おととしの沖縄旅行の時は石垣島まで行きながら、何度か目撃したにもかかわらず、目当てのリュウキュウギンヤンマは採集できずに悔しい思いをし、ずーっとリベンジしたい!と言っていました。
虫採りの神様が居るとするならば、今日だけは長男に味方してくれたのかもしれません。
言い方を変えれば、いつもどんなに空振りしようが採り逃がそうが、腐らずへそも曲げず、何時か採ってやる!と頑張っていたからこそ、神様はほほ笑んでくれたのかも知れません。そう思いたいです。
満面の笑みを浮かべ満足顔の長男を見ていたら、なんだか涙が出そうになってしまいました。本当に良かったね。
それも見て面白くないのが二男君で、いつもは自分の方が上手に沢山採っているのに、どんくさい兄貴に先を越されて彼のイライラは最高潮に・・・
悔しさのあまり、持っていた網の棒をへし折って、半べそどころか大泣きに泣いて、車の後部座席に泣き伏してしまいました。。。
前半戦のカラスヤンマもそうですが、やっぱりこういうところに幼さが垣間見えますね。こうなったらもう、どんな言葉も彼を納得させることは出来ません。
でも現実ですから仕方ありません。泣いて泣きながら現実を受け止めて、彼にも大きくなってほしいと願うばかりです。
でも、悔しいのは分かるけど、短気を起こして物に八つ当たりをして、大事な捕虫網をダメにしてしまうのはいただけません。親として当然、ダメなものはダメだと諭しましたが、今日の彼にどこまで声が届いたかは、、、
悲喜こもごもの昆虫採集ツアーも大団円となり、沖縄旅行2日目も無事(?)に過ぎ去って行きました。
当初目的としてた、リュウキュウギンヤンマとカラスヤンマを採集した長男は、いつかマス釣りに行ったときと同じく、『今日はおれの今までの人生でサイコーの日だ!』とノタマッテおりました。
自分が、『40cmのニジマスを釣った時も、人生サイコーの日・・・と言っていたけど、今日と比べるとどっちがサイコーなの?』と聞いたところ、少し考えた彼は、『マスを釣った時もうれしかったけど、、、やっぱり今日の方がうれしいかな。だって沖縄にリベンジにきて、狙い通り、しかも自分でリュウキュウギンヤンマが採れたから。』だってさ。おおーーー、まともなことを言うじゃんかよーー。
そりゃ、そう言ってくれなきゃこっちの立場も無いですよ。マス釣りはあくまで釣り堀と言う人工的に管理された場所で、ある意味釣れて当たり前。
それに比して、傍から見れば、高々三寸ばかりのトンボのために沖縄まで来てガイドを雇って、そこまでする価値が本当にあるんですか!?的な事までやっているわけで、家の近くの釣り堀でマスを釣った時の方がうれしい、なんて言われた日にゃ、『ふざけんなーーー!!!!』ですよ。
と言いつつ、大人なら仮にマス釣りの方が良かったとしても、そういう空気を読んで、”気を遣う”事もあるのでしょうが、そこは純真無垢な子供の素直な感想ですから、心底トンボが採れた方がうれしかったことに嘘偽りはなさそうです。こちらもわざわざ沖縄県はやんばるの山の中まで連れてきた甲斐がありました。
今日の出来事は、二男君には苦い思い出となったかもしれませんが、どちらにしろ子どもたちには、生涯、忘れることのない思い出となる事でしょう。そう信じたい。。。
NIKON D300S
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200 F2.8G + TC-17EII (340mm)
12bit RAW
1/160sec. F5.6(合成F値)
ISO 800
沖縄2日目はやんばるでの昆虫採取ツアーです。
目的はリュウキュウギンヤンマ、オニヤンマ(沖縄島産)、カラスヤンマです。もちろん他にも南方系のトンボやチョウを初めとした、珍しい昆虫全般なのですが。
さてさて結果はどうだったでしょうか・・・
さすがに目的の昆虫を採集するためには、それがどのような環境に生息しているのかを知らなければ、採集どころか出会うことも出来ません。
短い滞在時間でそう簡単には行かないだろうと思っていましたので、今回も自然ガイドを予約していました。
一昨年の石垣島に行った時も、現地の昆虫ガイドさんにポイントを案内してもらったのですが、前回は目的の昆虫は採集できませんでした。
今回お願いしたのは、沖縄自然ツーリストという所の昆虫博士(農学博士)下地幸夫さんです(詳細はこちら)。
あらかじめメイルで何回かやりとりをして、目的の昆虫が観察&採集できそうなポイントを案内して頂きました。
ガイドの下地さんとの待ち合わせは道の駅大宜味。
少々早く着いたので駐車場で虫を探していると、何やらふわふわと舞うように、見慣れない姿のチョウが飛んでします。素早く二男君がネットインして良く観察すると、いきなりレア種のツマムラサキマダラでした。幸先の良いスタートです。
【ツマムラサキマダラ】
AF-S Zoom Nikkor ED 28-70 F2.8D(IF) (70mm)
12bit RAW
1/640sec. F5
ISO 200
その後も給水するアオスジアゲハなどを観察&撮影している内に、ガイドの下地さんが到着。
早速ガイドツアーに出発です。
【アオスジアゲハ】
NIKON D300S
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200 F2.8G + TC-17EII (340mm)
12bit RAW
1/400sec. F8(合成F値)
ISO 200
【アオスジアゲハ顔正面 by 二男】
OLYMPUS TG-2
スーパーマクロモード
オート
【アオスジアゲハ顔ドアップ by 二男】
OLYMPUS TG-2
スーパーマクロモード
オート
【水面に投影するアオスジアゲハ by 長男】
SONY DCS-RX100
プログラムオート
下地さんと合流し、まず初めに行ったのは、『道の駅ゆいゆい国頭』近くの水田地帯と開けた河川区域でした。
ここでも大型のヤンマ類の観察実績があるらしいのですが、生憎今日は大型のヤンマ類は見当たりません。
その代わり、ハラボソトンボとタイリクショウジョウトンボは数多く見られ、取り敢えず"押さえ"でゲットしました。
【ハラボソトンボ♂】
【ハラボソトンボ♀】
【タイリクショウジョウトンボ♂】
【タイリクショウジョウトンボ♀】
タイリクショウジョウトンボは前回の沖縄旅行の際には採集していませんでしたので、子どもたちもそれなりに納得していたのですが、目指すは飽くまで大型のヤンマ類ですので、なかなか満足するまでには至りません。
そんなわけで、逸る二人を何とか押さえてゆいゆい国頭で昼食を済ませ、次なるポイントに出発です。
午後の部のスタートは、いよいよやんばるの核心部、国頭村の与那林道に向かいます。
舗装路の終点にはどこかの大学の施設があり、山の大部分を大学が所有だか管理をしているそうで、どこでも勝手に立ち入って採集しまくって良いわけではないそうです。こういう所もしっかりとしたガイドさんに聞かなければ、分からないものですね。下地さん、ありがとう!
林道を歩き始めてほどなく、黒い大きなヤンマらしき影を目撃!二男君が網を振りましたが、間一髪で取り逃がし、結局正体は分かりませんでしたが、影の大きさと生息環境から察するにオニヤンマではなかったかと推測され、非常に悔しいこととなりました。
因みに採集の時は、オトーサンは荷物持ちと写真係なので、一応自分用の捕虫網は持っていきますが、基本、子どもたちに採らせています。特定の場所に拠点を設けて、『よし、採りまくるぞ!』と言うことであれば、荷物や写真機材を置いておいて、自分も捕虫網一つで身軽になるのですが、歩いて探索しながらとなると、どうしても自分は見守る側になりますね。
そうそう、オニヤンマについてですが、単にオニヤンマと言うことであれば、別に沖縄県でなくとも全国的に普通に見られますので、採れなくてもどうでも良いのですが、一口にオニヤンマと言っても、本土のものと沖縄のものとでは相違点があるらしく、学会では、DNA上でも別亜種に分類すべきだ、という議論が交わされているそうですので、いずれ別種になるような話です。
さらに沖縄県内でも、沖縄本島のものと八重山諸島のものでも若干の違いがあるらしいので、もしかすると近い内に、沖縄本島のものを『オキナワオニヤンマ(またはリュウキュウオニヤンマ)』、八重山諸島のものを『ヤエヤマオニヤンマ』とかなんとか言うようになるかも知れません。
要は、それぐらいレア種のようで、以上、全て長男君の受け売りです(苦笑)。それにしてもスゴイ知識だなぁ、と我が子ながら感心しますね。
因みに本土のものと区別されているヤンマで言えば、オキナワサラサヤンマやリュウキュウギンヤンマ、リュウキュウカトリヤンマなどがいますね。
オニヤンマ(らしきもの)は取り逃がしましたが、その後さらに林道の奥に進みます。
なかなか目的の種である大型のヤンマ類には出会えませんでしたが、モンキアゲハを追っていた長男が、『カラスヤンマのメスが止まっている!』と叫びました。それが冒頭の写真。
これがまたヤラシイところに止まっていて、崖下の川に向かって突き出ている木の枝先なんですよ。普通に林道から竿を伸ばしたのでは全然届かない距離で、とにかく足場が悪く、それに他の枝が邪魔でそう簡単には採れそうもありません。
長男君の考えは、『自分で採集しなくても、とにかく誰でもいいから捕まえて、手に取って観察したり標本に出来ればOK!』
二男君の考えは、『観察や標本はともかく、自分が採りたい。自分が採れないくらいなら採らなくていい。』
出来れば子どもたちに採らせたかったのですが、どう考えても子どもでは無理。ガイドの下地さんも『これは難しいですね。』と来たもんだ。
結論は、『危険を冒して(と言っても自分にとってみればそれほどの危険ではない)おとーさんがチャレンジする。採り逃がしたら諦める。』と言うものでした。
現場は確かに足場が悪かったのですが、そこは普段から岩山に登ったり木に登ったりしていますので、大したことはありません。ただ、木に手や足をかけた時の振動で、カラスヤンマが飛び立ってしまわないかだけを気遣いましたが、無事カラスヤンマをゲットしました!オヤジの面目躍如です。虫採り暦で言えば一応先輩ですからね。
【カラスヤンマ♀】
長男君は写真の通りご満悦でしたが、気に入らないのは二男君。
しょーがないじゃん、このためにわざわざ沖縄のやんばるまで来て、高いガイド料を払っているんだから、キミの欲求を満たすだけで済ませるわけには行かないんだよ。と諭すのですが、悔しくて悔しくて仕方ない様子。なんだかんだでまだまだ幼いですな。
その後も与那林道をうろつきましたが、結局大型のヤンマ類に遭遇したのはこれっきりで、他に目ぼしいものはリュウキュウハグロトンボとリュウキュウルリモントンボくらいでした。
そうそう、昆虫ではありませんが非常に珍しい生き物と出会いました。イシカワガエルです。
イシカワガエルは、日本で一番美しいカエルと言われているそうで、地球上で沖縄本島と奄美大島にしか生息しません(いわゆる固有種というやつです)。沖縄県と鹿児島県の天然記念物に指定されています。
生息環境が限られている上に夜行性ですので、昼間お目にかかれることは非常に稀だそうです。出会えてとってもラッキーでした。
【イシカワガエル】
そう言えば、前回の沖縄旅行の際に石垣島に行った時も、ヤエヤマセマルハコガメやヤエヤマハラブチガエル、クロイワトカゲモドキ、ムラサキオカヤドカリ、ヤシガニ、キンバトなど、昆虫以外の珍しい野生生物に出会えたっけ。大自然の残る沖縄ならではデスネ。
大物の影が薄いのできりのいいところで与那林道を後にし、最後のポイント、下地さんお勧めの大宜味村の大保(たいほ)ダム近くの開けた丘陵地帯に向かいます。
下地さん曰く、このポイントはかなりの高確率でリュウキュウギンヤンマやカラスヤンマの観察実績があるらしいのですが、素人目にはどう見ても、『こんなところに本当に居るのか?』なんですよね。
だって、物の本にはリュウキュウギンヤンマの生息域は”開けた池沼や湿地およびその周辺”と書いてあり、案内された所には水っ気は一切ありません。ほんとうかな、と半信半疑で車を走らせていると、先を走る下地さんの車が止まり、降りてきた下地さんが『居ましたよ、大型のヤンマが往復飛翔しています。』と教えてくれました。
網を持って車から飛び降りる子どもたち。息をのみ低く構えるそばに、見るからに大きなヤンマが迫ります。リュウキュウギンヤンマに間違い有りません。
ヤンマは群舞しているわけではありませんが、確かにある一定の縄張りを確保しながら、2~3匹は道路上を行ったり来たりしています。
動きをよく見てタイミングを合わせて網を振れば、子どもたちにも採れそうです。
とりあえず何匹も飛んでいるので子どもたちにも採れるチャンスはあるだろうと思い、自分は少し離れたポイントで子どもたちが採れなかった時の保険のためにリュウキュウギンヤンマの♂を1匹ゲットしました。
すると程なくして、長男君が興奮した声で、『やったーー!!リュウキュウギンヤンマ、採ったぞーーー!!』との叫び声が。
なんと二男君よりも先に、長男君がゲットしたのでした。
【念願のリュウキュウギンヤンマ♂】
NIKON D300S
AF-S Zoom Nikkor ED 28-70 F2.8D(IF) (70mm)
12bit RAW
1/250sec. F5.6
ISO 200
SB-800 先幕シンクロ
普段親子3人でトンボ採りに行くと、一番収穫が多いのは二男君で、長男君は毎回毎回後塵を拝してばかりなのですが、今日だけは違いました。
正直、親の目から見ても虫とりが上手いのは明らかに二男の方で、長男の方はどちらかと言えば”どんくさい”系で、採るなら二男かな、と思っていただけに意外でした。はっきり言って奇跡に近いと思いました。
たまたま運が良かっただけなのかもしれませんが、おそらく彼の執念が実ったのでしょうね。おととしの沖縄旅行の時は石垣島まで行きながら、何度か目撃したにもかかわらず、目当てのリュウキュウギンヤンマは採集できずに悔しい思いをし、ずーっとリベンジしたい!と言っていました。
虫採りの神様が居るとするならば、今日だけは長男に味方してくれたのかもしれません。
言い方を変えれば、いつもどんなに空振りしようが採り逃がそうが、腐らずへそも曲げず、何時か採ってやる!と頑張っていたからこそ、神様はほほ笑んでくれたのかも知れません。そう思いたいです。
満面の笑みを浮かべ満足顔の長男を見ていたら、なんだか涙が出そうになってしまいました。本当に良かったね。
それも見て面白くないのが二男君で、いつもは自分の方が上手に沢山採っているのに、どんくさい兄貴に先を越されて彼のイライラは最高潮に・・・
悔しさのあまり、持っていた網の棒をへし折って、半べそどころか大泣きに泣いて、車の後部座席に泣き伏してしまいました。。。
前半戦のカラスヤンマもそうですが、やっぱりこういうところに幼さが垣間見えますね。こうなったらもう、どんな言葉も彼を納得させることは出来ません。
でも現実ですから仕方ありません。泣いて泣きながら現実を受け止めて、彼にも大きくなってほしいと願うばかりです。
でも、悔しいのは分かるけど、短気を起こして物に八つ当たりをして、大事な捕虫網をダメにしてしまうのはいただけません。親として当然、ダメなものはダメだと諭しましたが、今日の彼にどこまで声が届いたかは、、、
悲喜こもごもの昆虫採集ツアーも大団円となり、沖縄旅行2日目も無事(?)に過ぎ去って行きました。
当初目的としてた、リュウキュウギンヤンマとカラスヤンマを採集した長男は、いつかマス釣りに行ったときと同じく、『今日はおれの今までの人生でサイコーの日だ!』とノタマッテおりました。
自分が、『40cmのニジマスを釣った時も、人生サイコーの日・・・と言っていたけど、今日と比べるとどっちがサイコーなの?』と聞いたところ、少し考えた彼は、『マスを釣った時もうれしかったけど、、、やっぱり今日の方がうれしいかな。だって沖縄にリベンジにきて、狙い通り、しかも自分でリュウキュウギンヤンマが採れたから。』だってさ。おおーーー、まともなことを言うじゃんかよーー。
そりゃ、そう言ってくれなきゃこっちの立場も無いですよ。マス釣りはあくまで釣り堀と言う人工的に管理された場所で、ある意味釣れて当たり前。
それに比して、傍から見れば、高々三寸ばかりのトンボのために沖縄まで来てガイドを雇って、そこまでする価値が本当にあるんですか!?的な事までやっているわけで、家の近くの釣り堀でマスを釣った時の方がうれしい、なんて言われた日にゃ、『ふざけんなーーー!!!!』ですよ。
と言いつつ、大人なら仮にマス釣りの方が良かったとしても、そういう空気を読んで、”気を遣う”事もあるのでしょうが、そこは純真無垢な子供の素直な感想ですから、心底トンボが採れた方がうれしかったことに嘘偽りはなさそうです。こちらもわざわざ沖縄県はやんばるの山の中まで連れてきた甲斐がありました。
今日の出来事は、二男君には苦い思い出となったかもしれませんが、どちらにしろ子どもたちには、生涯、忘れることのない思い出となる事でしょう。そう信じたい。。。
正真正銘の大漁でした! ― 2013年07月12日 04:45
【正真正銘の大漁でした!】
7月3日の夜間採集は、『まずまず大漁でした』と綴りましたが、今日は正真正銘の大漁でした。
夜間灯火採集を始めて5年くらい経ちますが、クワガタムシがこんなに沢山採れたのは初めてです(カブトムシなら一晩で50匹くらい採ったことがありますが)。
今日(昨日)は日中何度か夕立のような雨が降り、少し気温も下がったのですが、夜になってからまた気温が上がり蒸し暑くなり、もしかすると灯にそれなりに来ているかなぁ~、と大それた期待もしないで行ってみたのですが、、、あり得ないくらいの大漁に若干コーフン気味だったりします。
それにしても今日は数も沢山採れましたが、何といっても70mmに迫る特大サイズのミヤマが採れたことがウレシイですね。
現地で見つけて手に取った時は、『おおーー!?デカイッ!70mm越えか!?』と自分でも驚いてしまいました。
が、自宅に帰ってからノギスを当てて正確に測定した所、残念ながら70mmに僅かに届かず、69.5mmでした。
やはりそう簡単には70upの個体には巡り逢えないようです。
それでも69.5mmでも自己採集の個体としては記録更新の大型サイズでしたし(これまでの最大はは68.0mm)、ミヤマにしてはガッチリとした体つきや、太いオオアゴなど迫力満点で、標本箱のシンボルとしては申し分の無い個体ですので大満足です。
その69.5mmミヤマは冒頭の写真の真ん中に写っている奴です。写真が下手くそでよく分からないと思いますが・・・
今回はミヤマクワガタだけではなく、ノコギリクワガタも大漁でした。
最大サイズは59.9mmと平凡でしたが、それでも♂が10匹も採れました。
木を揺する度に、面白いようにクワガタムシが落ちてきますので、感動的でしたね。
子どもをつれてくる時も毎回こうだと助かるんですが、、、やはり自然相手のことですので、そうは思うようには行きません。
もう少し季節が進むと、カブトムシだらけになってきますので、近い内にもう一度、子どもと一緒に来たいと思います。
【今日の収穫】
- ミヤマクワガタ♂11(MAX69.5mm)、♀3
- ノコギリクワガタ♂10(MAX59.9mm)、♀3
- コクワガタ♂1、♀6
- アカアシクワガタ♂1、♀2
- カブトムシ♂2、♀3
- その他
【ノコギリクワガタ♂】
【コクワ♂&アカアシ♂&メス軍団】
【カブちん(実は余り嬉しくない・・・)】
そう言えば、こんなに採ってどうするの?
と言う疑問が涌くかもしれませんが、沢山採れた時は型の良いやつは標本用に残して、あとは子どもの学校の友達や、自分の知り合いにプレゼントしています。
いつの時代でもクワガタムシ(日光地方ではオニムシと言うらしい)は子どもたちに大人気ですからね。
子どもたちにはテレビやゲームの画面を通してだけではなく、是非、本当の自然に触れてリアルを体験して欲しいと願っています。
湯元も遂に地デジ導入です!! ― 2013年07月08日 23:50
【ネタとは関係の無いヒオドシチョウ】
本日、遂に日光湯元にも地上デジタル放送のサービスが始まりました。
苦節4年間、受信点調査から始まり環境省や土木事務所、東京電力との調整や協議を繰り返し、ついにここまでこぎ着けました。
地元のテレビ組合や自治会から非常に感謝されましたが、何をか言わんや、感謝するのは私の方で、関係者の皆々様に深く感謝を申し上げます。
湯元はこれまで、受信点を見つけるのに非常に苦労しました。
初めの頃は東京タワーしか受信できる見込みが無く、湯元周辺の名も無き山々を登って受信状況調査をしていましたが、どう頑張っても受信できなかったり、受信できたとしても、『こんな所にどうやってアンテナ設備を建てるんだ?』的な・・・
そうこうしている内に2010年10月に中禅寺湖南岸の狸山(むじなやま)にテレビ中継局が出来て、湯の湖畔でそこが何とか受信できるようになり、環境省との協議の末、国立公園第2種特別地域内に用地を借りてアンテナ設備を設置できる事となり、東京電力の電柱を借りて何とか今日に至りました。
それはともかく冒頭のヒオドシチョウの写真は、受信点工事に立ち会っているときに、アンテナのすぐ近くのミズナラの樹液に来ていたものを撮影したものです。
ヒオドシチョウは漢字で書くと”緋縅蝶”。
緋(ひ)は、あか、あけ、鮮やかな赤色。赤い鯉のぼりを緋鯉と言いますね。
縅(おどし)は、鎧(よろい)の札(さね)を革や糸で結び合わせること。また、その革や糸。
つまり鮮やかな赤色糸のチョウ、ということですね。分類上は鱗翅目タテハチョウ科に属します。
タテハチョウ類は羽根に毛がふさふさ生えているのも特徴で、まさに”縅”と言う表現がピッタリ当てはまると思います。
大昔に命名した人のセンスのよさが伺えますね。
ところでそんなヒオドシチョウですが、羽根の裏側は地味~~~な枯れ葉模様で、一見して、こんなに鮮やかな色をしているとは思えません。
【ヒオドシチョウの裏模様】
タテハチョウ類は全般的に、表はキレイで裏は地味、と言った感じです。
似たような蝶では、ルリタテハやキベリタテハもそうですし、かの国蝶オオムラサキも裏側は白っぽくのっぺりとした模様ですしね。
裏と表のギャップの大きさも、また面白みの一つではあります。
とにかく、地デジ導入も嬉しかったのですが、キレイなヒオドシチョウにも出会えて二重に嬉しい一日でした。
久々の夜間採集 ― 2013年07月03日 03:32
【ミヤマクワガタいっぱ~い♪】
季節も移ろい、蒸し暑い日が続くようになってきたので、久しぶりに真夜中の昆虫採集に行ってきました。
場所は、矢板市長井にある"県民の森"です。
仕事が終わった深夜1時、自宅に帰る途中での寄り道です。
現地に着くと、降っているかどうか分からないくらいの霧雨模様で、比較的涼しめであり、条件としては良くもなく悪くもなくだったのですが、結果は、まずまず大漁のうちに入るくらい、いい感じで した。

【ミヤマクワガタ♂】

【コクワガタ♂】

【コクワガタ♀】

【神秘的な美しさのオオミズアオ】

【灯に集まる虫を食べに来たモリアオガエル♂】

【今日の収穫:まずます大漁】
採集方法は基本的に灯火採集(外灯)です。
クワカブ採集で一番嬉しいのはやっぱり樹液採集なんですが、なかなか樹液の出ている木を見つけるのは難しいんですよね。とても根気のいる作業です。
それに比べて灯火採集は、近くに雑木林があれば、外灯や飲み物の自販機、コンビニエンスストアの明かりなど、比較的気軽に採集できます。
県民の森も管理棟などの近くに煌々と光る水銀灯がいくつかありますので、毎年絶好の採集スポットになっています。
外灯近くにクワガブが落ちていたり、外灯近くの木の枝を揺すって、ポトリと落ちてきたりすると、やっぱりウレシイですね。
今度は週末に子どもを連れて来ようと思います。。。
季節も移ろい、蒸し暑い日が続くようになってきたので、久しぶりに真夜中の昆虫採集に行ってきました。
場所は、矢板市長井にある"県民の森"です。
仕事が終わった深夜1時、自宅に帰る途中での寄り道です。
現地に着くと、降っているかどうか分からないくらいの霧雨模様で、比較的涼しめであり、条件としては良くもなく悪くもなくだったのですが、結果は、まずまず大漁のうちに入るくらい、いい感じで した。
- ミヤマクワガタ♂4(MAX63mm)、♀2
- ノコギリクワガタ♂1
- コクワガタ♂3、♀4
- カブトムシ♂1、♀3
- ダイコクコガネ♂1
- シロスジカミキリ♂1
- その他
【ミヤマクワガタ♂】
【コクワガタ♂】
【コクワガタ♀】
【神秘的な美しさのオオミズアオ】
【灯に集まる虫を食べに来たモリアオガエル♂】
【今日の収穫:まずます大漁】
採集方法は基本的に灯火採集(外灯)です。
クワカブ採集で一番嬉しいのはやっぱり樹液採集なんですが、なかなか樹液の出ている木を見つけるのは難しいんですよね。とても根気のいる作業です。
それに比べて灯火採集は、近くに雑木林があれば、外灯や飲み物の自販機、コンビニエンスストアの明かりなど、比較的気軽に採集できます。
県民の森も管理棟などの近くに煌々と光る水銀灯がいくつかありますので、毎年絶好の採集スポットになっています。
外灯近くにクワガブが落ちていたり、外灯近くの木の枝を揺すって、ポトリと落ちてきたりすると、やっぱりウレシイですね。
今度は週末に子どもを連れて来ようと思います。。。





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