日光白根山登頂しました!2013年08月17日 22:15



 夏休みの登山イベント、日光白根山に行ってきました。
 ここ最近は二男と2人で山に行く機会が多かったのですが、夏休みと言うこともあり、何と家族4人で栃木県内はもとより、以北最高峰の日光白根山に挑戦です。

 実は家族で白根山に行こうとしたのは、いくつか理由がありまして、、、
 長男君の同級生で男体山(2,485m)に登った!というお友達がおりまして、それを聞いた長男君は、『○○君が行ったならオレも行く。』と妙な対抗心を燃やしたようで、以前より夏休みに男体山に行ってみよう!と言うことになっていました。
 しかしながら気持ちだけではそう簡単に登れないのが山でして、、、
 これまで長男が登ったことのある山と言えば、うちの近所の高知山(398m)と筑波山(874m)くらいで、本格的な登山経験は皆無に等しいモノですから、いきなり男体山なんて無理に決まっています。何しろ男体山は登山口のある中宮祠から標高差にして約1,200m!多少はつづら折りの登山道とは言え、基本的に一気登りの胸突き八丁ですから、山慣れない子供がいきなり行こうったって、土台無理な話なのです。
 そんなわけで、『男体山よりも高い日光白根山にしよう!ゴンドラリフトを使えば約3時間で登れるし、充分日帰り圏内だよ。』となだめすかして日光白根にしたと言うわけ。
 長男も別に、どうしても男体山に行きたいわけではないようで、『○○君が行ったから~』くらいなもんで、普通に納得しました。
 二男君も、前回の金精峠からの日光白根は敗退(6月22日 奥白根山敗退・・・)していますから、今度こそ登頂してやろうと意気込んでいまして、ま、ちょうどいいかな~。

 ゴンドラリフトの始発を目指し、朝6時に出発するはずが、、、相変わらず朝の支度にもたつき、結局出発は6時30分。それでも日光道路からいろは坂、金精峠を超えて、丸沼高原に7時30分に到着。
 全員装備を整え、いざ出発!!ゴンドラの山頂駅に8時10分ごろには到着し、二荒山神社に登山の安全を祈願し、元気よく歩き始めます。
 ところが、、、

 歩き始めて30分もしない内に、子供たち二人とも『なんだか飽きてきた』だと~~!?
 どうやら樹林帯で展望がきかないことが不満なようで、いかにも子供っぽいことを言い始めました。
 まあそう言うことはある程度は想定内だったので、早めの休憩をとり、おやつを食べさせて誤魔化し作戦です。
 ただ、長男にはヘンなこだわりがあって、『おやつは頂上で景色を眺めながら食べるから、今は食べない。』と言うのです。それならばと、『じゃあ、おやつを食べるためには頑張って歩いて、頂上まで行かなくちゃね。』と諭して、とりあえず二人とも元気に登山再開です。

 七色平への分岐を過ぎ、樹林帯の急登地帯に入ります。
 また子供たちから文句が出るかな?と思っていましたが、山に体が慣れてきたのか、あまり文句も言わずに黙々と歩いていました。
 所々、ヨツバヒヨドリやキリンソウの群落があり、チラホラとアサギマダラが舞っていて、それに器を取られていた所為もあるかも知れません。
 途中何度か小休止を挟み、ようやく樹林帯を抜け森林限界を超えて展望の利く砂礫の道に出てからは、子供たちも急に元気が出てきました。
 ここまで来ると目指す山頂も見えて、目標が近いことも元気づけられた理由だったかもしれません。
 砂礫の道は滑りやすく、若干の文句が出たものの11時50分、全員無事に2,578mの山頂に到達しました!!

 今日は天気も上々で夏休み中の土曜日と言うこともあり、山頂は大勢の人で賑わっていました。家族で記念写真を撮るのも順番待ちで、なかなか構図を決めてゆっくりと撮影できません。
 それでも途中文句を言いながら歩いていた子供たちも充分満足したようで、長男なんか『おおーーー!!なんだか達成感が有るな~~。』とノタマッテおりました。
 そうだよそうだよソースだよ。それが山の醍醐味ザンスよ。少しは山のよさが分かったか!と内心ほくそえんだのは言うまでもありません。
 ちょっと前から稜線の反対側から雲が湧き出してきていましたが、それでも充分、360度の大展望が得られました。
 東には男体山を初めとした日光連山に戦場ヶ原や中禅寺湖も見えますし、足元には神秘的なコバルトブルーの五色沼も見下ろせます。南には足尾の山々、西には上州の山々がその険を競い、北には双耳峰が際立つ燧ヶ岳を初めとする尾瀬の山々が望まれます。
 自分も十数年ぶりの2回目の登頂でしたが、前回は曇ってしまい殆ど展望は得られなかったので、それなりに満足しました。

 山頂での記念撮影をしていたら、なんだか近くで叫んでいる人がいます。
 『もうすぐ救助のヘリコプターが来るので風圧で飛ばされますから、速やかに山頂から離れて、物陰に退避して下さい!!』ですと!?一体何が有ったのでしょう?
 慌てないまでもそれなりに急いで山頂から少し下ったところに退避して、ついでに昼餉の準備をしていると。程なく遠方からバリバリとヘリのエンジン音が鳴り響いてきました。
 姿を見せたヘリは栃木県の防災ヘリ、いわゆるドクターヘリのようでした。どうやら山頂で急病人が出たらしく、救助隊の隊員さんたちが手際よく担架で病人を収容し、あっと言う間に飛び去っていきました。
 いやいや、こんな山岳救助の現場を初めて直に見ましたが、体調を崩された方には申し訳なく非常に不謹慎ではありますが、何て言うか、非常にラッキーでした。こんな現場に出くわすなんて、滅多にあるものではないでしょうから、ある意味貴重な体験でした。
 と同時に、自分がそう言う憂き目に会わない用にだけは気を付けねば、と思いを新たにした出来事でした。

 さてさて、そんなハプニングもありましたが、我々のパーティーは昼食も済ませ、下山に取りかかります。
 前半に思ったよりも休憩を多くとり、予定よりも大分遅れていましたから、帰りは若干予定コースを切り上げ、弥陀が池には立ち寄らず、ひたすら下っていきました。
 山頂から弥陀が池方面に降りるコースはかなり急な下りで、展望はそれなりに利くのですが、ここを登りにしないで良かった、と言うのが正直なところです。
 まあ、自分はどうでも大丈夫なのですが、やはり細君や子供たちには若干きつい感じです。
 そうそう、まだ書いていませんでしたが、細君や子供たちと自分とでは当然体力や山慣れ度が違いますので、普通に歩いたのではペースが会わないため、今回は(も?)敢えて余計な装備を沢山持って来ました。D300sに28-70F2.8の標準ズームに70-200の望遠レンズやジッツオのシステマチック三脚、10×42のダハ式の双眼鏡(NIKONモナーク7)、また、昼食時の4人分の飲料水や炊事用具、防寒着等も全て僕のザック、グレゴリー・トリコニ60に詰めてきました。総重量は25kgと言った程度でしょうか。これくらいの負荷がないと、妻子をブッ千切ってしまうと言うか、山に登った気にならないと言うか、体力維持にならないと言うか、、、
 と言いつつ、実は後半は結構足に来たと言うか、そこそこへばってしまったのはここだけの秘密です。。。

 そんんこんなで何とか無事、16時10分、朝お参りした二荒山神社まで降りてきて、無事に下山できたことを感謝し、ゴンドラリフトの山頂駅に向かいました。
 それにしてもここ数日、午後から夕方にかけて山間部は局地的な雷雨になっていたため、今日も危ないかな~と思っていたのですが、何ともラッキーなことに、全く雨の降る気配も無く、最後も西に傾いた太陽に照らされる奥白根山の雄姿を眺めることが出来ました。思わず家族で記念写真を撮ってしまいました。
 丸沼高原の園地から眺める白根山は、ついさっきまであんな遠くの頂上にいたと言うことが信じられないくらい超然と聳えていました。
 こういう景色を見て、子供たちはどのように感じていたでしょうね。それなりの達成感と言うか、満足感を持ってくれればいいんですけど。
 雄大な白根の姿を瞼に焼き付け、16時30分、ゴンドラリフトに乗り丸沼高原を後にしました。

 ゴンドラリフトを降りて車に戻り、登山靴を脱いで草履に履き替えると、解放感に包まれます。
 帰りは金精峠を超えて日光湯元温泉に立ち寄り、日帰り温泉で汗を流しました。やっぱり登山に温泉はつきものですね。切っても切れないものです。
 湯元からの帰りは、細君は今朝の早起きも手伝って当然爆睡です。子供たちは意外と元気で、疲れて寝るかと思いましたが、残りのおやつを食べながら満足そうにしていました。大したものです。

 日光白根を登頂して、次はどこに行こうかなぁ。
 栃木県民ですから、やっぱり男体山は外せませんけど、、、標高差1,200mに子供たちが耐えられるかどうかですね。
 天気がよくないと子供たちのやる気も出ないでしょうし、、、少し間をあけて紅葉の際立つ秋口が良いかなぁ。
 でも秋の奥日光は大渋滞も気になるし、、、 贅沢な悩みですね。
 取り敢えず今日は自分も心地よい疲労感がありますので、このまま幸せ気分で寝ちゃいます。オヤスミナサイ・・・
 写真はその内アップします。。。

 今日の主な装備は、、、
  • ボディ・・・Nikon D300s
  • 広角ズームレンズ・・・TOKINA AT-X 124PRO DX 12-24mm F4G
  • 標準ズームレンズ・・・Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28~70mm F2.8D
  • 望遠ズームレンズ・・・AF-S VR Zoom Nikkor ED 70~200mm F2.8G
  • 双眼鏡・・・NIKON MONARK 7 10×42
  • 双眼鏡・・・NIKON SPORTS STAR EX 8×25
  • 三脚・・・GITZO システマチック G1348
  • 雲台・・・GITZO ロープロファイル G2270M