KLASSE Sを買ってきました ― 2013年05月14日 23:48
【プレミアムコンパクト クラッセS】
義母が長年親しんだ、KONIKAのコンパクトフィルムカメラの調子が悪くなり(フィルムを装填し数枚撮影すると、勝手にフィルムを巻き取ってしまう現象が頻繁に起こるようになった)、代替え機を物色していました。
代替え機といっても、世の中既にデジタル真っ盛りで、新品で買えるフィルムカメラなんぞは数えるくらいしかありません。
思えば10年くらい前までは、プレミアムコンパクトと言われるカテゴリが確かに存在し、CONTAX T3や、NIKON 28Ti、MINOLTA TC-1、RICHO GR1Vなど、なんと10万円以上もするコンパクトカメラが、何機種も普通に存在していたのです(興味のある人はそれぞれの名前でググって見てください)。
それはともかく、今回の富士フィルムのクラッセSですが、これも負けずと劣らず、高級コンパクトカメラの部類に入ります。
でも、発売されてからそんなに年数も経っていないのですが、発売当初は10万円くらいしていたものが、今やヨドバシカメラで36,800円(税込+10%ポイント還元)ですからね。安くなったものです、と言うよりも、全く売れないんでしょうね、フィルムカメラ自体が。
今回は義母用に買いましたが、実は自分も前々から欲しかったカメラでした。
レンズは写りの良さに定評のある、スーパーEBCフジノン38mm/F2.8の明るい単焦点で、広角を無理していないだけに、ひずみが少なく人間の目に近い自然な画角の素直な描写をします。広角28mmレンズを搭載したクラッセWもありまして、これもまたひずみの少ない非常に優秀なレンズなのですが、こちらは実売価格で1万円以上高いですし、やはり28mmでは画角が広すぎて、単焦点レンズでは用途が限定されてしまう気がします。普通にスナップや記念撮影に使うのであれば、個人的にはこちらの38mmが使いやすいように思えます。
また、絞り優先モードの搭載や、大型レバーを採用し操作性を高めた露出補正ダイヤルなど、リバーサルフィルムを使うことを前提としているとしか思えない、フィルムメーカーならではの作りの良さがあります。
鞄に入れて持ち歩くには、気持ちサイズが大きいような気もしますが、現状で新品で手に入れることのできる機種は限られていますし、まともに写るコンパクトカメラ、と言うことになると、もはや選択の余地はありません。
実は、時代の流れですので、義母にもコンパクトデジタルカメラ、通称コンデジを勧めてみたのですが、、、しばらくSONY RX100を貸したとこともあったのですが、やはりお年寄りにはデジカメは手に余るようで、馴染まなかったようです。
蔑視するわけではないですが、年寄りや女性にこそ失敗の少ないデジカメが良いと思うのですが、、、お年寄りには却って現像や焼き増しなど、ハードルが高いようです。それにフィルムであれば、とりあえず24枚でも36枚でも1本撮り終われば、あとは全て写真屋さん任せにできるわけで、物質的なネガフィルム(原板)も残るので何かと安心なのでしょうね。
またコンデジでは1日調子に乗って撮影していると、すぐにバッテリーが切れてしまい、いちいちバッテリーを取り外して充電したり、ACアダプターをカメラ本体に接続したりと、年寄りには難しい作業が待っています。日帰り旅行ならいざ知らず、数日間の旅行では、絶対に自分で充電しなければなりませんから、相当ハードルが高いと言えます。
その点、フィルムカメラであればCR2やCR123Aなどのリチウム電池を入れてしまえば、20~30本は平気で撮影できますし、フィルムが終われば、新しいフィルムを装填すればいいわけですし、、、フィルム装填は自分でできなくても、旅行会社のツアーなどでは、必ず誰かにフィルム交換くらいはやってもらえますからね。
最近の若い人たちにフィルムカメラを見せると、『このカメラって液晶モニタがないんだね、珍しいね。』などと信じられないような発言をするのですが、、、義父や義母が行くようなツアーでは当然年配の方たちが多いので、みな一度はフィルムカメラを使ったことのある人たちですので、フィルム交換や電池交換くらいなら、まあ出来ますわな。
それにやっぱり、フィルムの方が写りが良い!と信じたい。。。
それにしても、今日はフィルムカメラを新品で購入しましたので、これで少しはフィルムカメラの衰退に歯止めをかける役に立ったかなぁ、などと途方もないことを考えたりしたのですが、、、
帰りに、せっかくいいカメラを買ったので、良いフィルムで撮影しないとなと思い、フィルムコーナーに立ち寄りコダックのPORTRA160NCを探しましたが、、、店頭在庫はありませんでした。わざわざ取り寄せるまでもないと思ったのですが、取り寄せ可能か店員さんに聞いたところ、なんとPORTRA160の135サイズは製造終了になったそうです。ガビ~~ン!!
PORTRAの135サイズは、400と800のみが残っているようですね。フィルム市場の縮小はとどまる所を知らないどころか、どんどん加速していきますね。あ~~あ。
フィルム製造会社の最後の砦である富士フィルム社も、最近はフィルムの新製品の話はとんと出てこなくなり、新発売になるのはデジカメばかり。
35mmフィルムカメラの新製品なんて、今後出てくることはまずないのでしょうね。
いつか富士フィルムもフィルム事業から撤退する時が来るのでしょうけれども、その時、社名は変更するのでしょうか?
時代にそぐわないから社名変更するのか、それとも過去の栄光を未来に残すべく、社名だけでもフィルムと言う名前を残すのか、、、
自分には全く関係ありませんが、そんなことも考えさせられた1日でした。
義母が長年親しんだ、KONIKAのコンパクトフィルムカメラの調子が悪くなり(フィルムを装填し数枚撮影すると、勝手にフィルムを巻き取ってしまう現象が頻繁に起こるようになった)、代替え機を物色していました。
代替え機といっても、世の中既にデジタル真っ盛りで、新品で買えるフィルムカメラなんぞは数えるくらいしかありません。
思えば10年くらい前までは、プレミアムコンパクトと言われるカテゴリが確かに存在し、CONTAX T3や、NIKON 28Ti、MINOLTA TC-1、RICHO GR1Vなど、なんと10万円以上もするコンパクトカメラが、何機種も普通に存在していたのです(興味のある人はそれぞれの名前でググって見てください)。
それはともかく、今回の富士フィルムのクラッセSですが、これも負けずと劣らず、高級コンパクトカメラの部類に入ります。
でも、発売されてからそんなに年数も経っていないのですが、発売当初は10万円くらいしていたものが、今やヨドバシカメラで36,800円(税込+10%ポイント還元)ですからね。安くなったものです、と言うよりも、全く売れないんでしょうね、フィルムカメラ自体が。
今回は義母用に買いましたが、実は自分も前々から欲しかったカメラでした。
レンズは写りの良さに定評のある、スーパーEBCフジノン38mm/F2.8の明るい単焦点で、広角を無理していないだけに、ひずみが少なく人間の目に近い自然な画角の素直な描写をします。広角28mmレンズを搭載したクラッセWもありまして、これもまたひずみの少ない非常に優秀なレンズなのですが、こちらは実売価格で1万円以上高いですし、やはり28mmでは画角が広すぎて、単焦点レンズでは用途が限定されてしまう気がします。普通にスナップや記念撮影に使うのであれば、個人的にはこちらの38mmが使いやすいように思えます。
また、絞り優先モードの搭載や、大型レバーを採用し操作性を高めた露出補正ダイヤルなど、リバーサルフィルムを使うことを前提としているとしか思えない、フィルムメーカーならではの作りの良さがあります。
鞄に入れて持ち歩くには、気持ちサイズが大きいような気もしますが、現状で新品で手に入れることのできる機種は限られていますし、まともに写るコンパクトカメラ、と言うことになると、もはや選択の余地はありません。
実は、時代の流れですので、義母にもコンパクトデジタルカメラ、通称コンデジを勧めてみたのですが、、、しばらくSONY RX100を貸したとこともあったのですが、やはりお年寄りにはデジカメは手に余るようで、馴染まなかったようです。
蔑視するわけではないですが、年寄りや女性にこそ失敗の少ないデジカメが良いと思うのですが、、、お年寄りには却って現像や焼き増しなど、ハードルが高いようです。それにフィルムであれば、とりあえず24枚でも36枚でも1本撮り終われば、あとは全て写真屋さん任せにできるわけで、物質的なネガフィルム(原板)も残るので何かと安心なのでしょうね。
またコンデジでは1日調子に乗って撮影していると、すぐにバッテリーが切れてしまい、いちいちバッテリーを取り外して充電したり、ACアダプターをカメラ本体に接続したりと、年寄りには難しい作業が待っています。日帰り旅行ならいざ知らず、数日間の旅行では、絶対に自分で充電しなければなりませんから、相当ハードルが高いと言えます。
その点、フィルムカメラであればCR2やCR123Aなどのリチウム電池を入れてしまえば、20~30本は平気で撮影できますし、フィルムが終われば、新しいフィルムを装填すればいいわけですし、、、フィルム装填は自分でできなくても、旅行会社のツアーなどでは、必ず誰かにフィルム交換くらいはやってもらえますからね。
最近の若い人たちにフィルムカメラを見せると、『このカメラって液晶モニタがないんだね、珍しいね。』などと信じられないような発言をするのですが、、、義父や義母が行くようなツアーでは当然年配の方たちが多いので、みな一度はフィルムカメラを使ったことのある人たちですので、フィルム交換や電池交換くらいなら、まあ出来ますわな。
それにやっぱり、フィルムの方が写りが良い!と信じたい。。。
それにしても、今日はフィルムカメラを新品で購入しましたので、これで少しはフィルムカメラの衰退に歯止めをかける役に立ったかなぁ、などと途方もないことを考えたりしたのですが、、、
帰りに、せっかくいいカメラを買ったので、良いフィルムで撮影しないとなと思い、フィルムコーナーに立ち寄りコダックのPORTRA160NCを探しましたが、、、店頭在庫はありませんでした。わざわざ取り寄せるまでもないと思ったのですが、取り寄せ可能か店員さんに聞いたところ、なんとPORTRA160の135サイズは製造終了になったそうです。ガビ~~ン!!
PORTRAの135サイズは、400と800のみが残っているようですね。フィルム市場の縮小はとどまる所を知らないどころか、どんどん加速していきますね。あ~~あ。
フィルム製造会社の最後の砦である富士フィルム社も、最近はフィルムの新製品の話はとんと出てこなくなり、新発売になるのはデジカメばかり。
35mmフィルムカメラの新製品なんて、今後出てくることはまずないのでしょうね。
いつか富士フィルムもフィルム事業から撤退する時が来るのでしょうけれども、その時、社名は変更するのでしょうか?
時代にそぐわないから社名変更するのか、それとも過去の栄光を未来に残すべく、社名だけでもフィルムと言う名前を残すのか、、、
自分には全く関係ありませんが、そんなことも考えさせられた1日でした。

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